【巨人】沢村激白、守護神「譲らん」１６４キロ剛腕カミネロと勝負！【換金くん札幌本店ブログ】

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巨人・沢村拓一投手（２８）が１０日、クローザー死守への思いを激白した。球団は現在、来季の抑え候補として、マリナーズのアルキメデス・カミネロ投手（２９）の獲得に動いている。１６年全米３位の１６４キロをたたき出した剛腕だが、沢村も「（抑えは）誰でもできるポジションじゃない。プライドを持って練習しているし、譲りたくない」ときっぱり。真の守護神となるべく、“新球”の習得にも意欲を見せた。
誇りと責任を感じて仕事をしてきたから、表情は自信に満ちていた。「補強は、チームが勝つためには当たり前のこと。この世界にいる以上、どのポジションでも常に競争。優勝と日本一を目指してやっていくことに変わりはないです」。メジャーリーガーがチーム内でのライバルになる可能性が出てきたが、沢村も抑え２年目の今季は３７セーブでタイトルを手にした。やすやすと抑えの座を明け渡すつもりはない。

　さらなるレベルアップへの秘策は、“リベラカット”だ。「投手は打者を抑えるのが仕事。ゴロやファウルを狙って取ることができたら楽になる」。打者の体勢を崩すために緩い変化球を磨く考えを明かしていたが、新たにカットボールの有効性にも注目。１５年シーズンで「１球だけ投げた」というが、完成度に納得できず封印してきた。

　「リベラ？　あそこまで曲げられればいいですけどね」。メジャー通算６５２セーブをマークした元ヤンキースの守護神、Ｍ・リベラの代名詞がカットボール。カミネロの武器が１６４キロの剛球、被打率０割４分５厘（今季）のスプリットなら、沢村はリベラ級の魔球を新たな武器にしたいところ。この日はＧ球場で自主トレし、キャッチボール中に「遊び」でカットを数球、試した。「オフしか人と差をつけられる時間はない」。淡々としていたが、言葉は力強かった。（尾形　圭亮）

沢村に頑張ってほしいです！！
【巨人】沢村激白、守護神「譲らん」１６４キロ剛腕カミネロと勝負！
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