英乃海まるでKO…突き倒され土俵にうつぶせ【換金くん札幌本店ブログ】
「大相撲九州場所・14日目」(26日、福岡国際センター)
琴勇輝に突き倒された英乃海が、土俵上でうつぶせのまま動けなくなってしまった。
相手の突きが英乃海のほおからあごにかけてに入り、そのまま土俵上に崩れ落ちた。あたかもボクシングのKOのようなシーンに場内はどよめいた。
琴勇輝が勝ち名乗りを受けている最中も英乃海はうつぶせのまま動けず。協会職員数人が駆け寄る事態となったが、英乃海は助けを借りて土俵を降り、車いすで引き上げた。
琴勇輝は6勝8敗、英乃海は4勝10敗。
張り手が認められている以上、こういうことも当然起こりうるよね。むしろ脳震盪させるなら拳よりも掌底の方がやりやすいわけだし。それでも大相撲の決まり手で同様のケースが頻繁に起こらないのは張り手の衝撃を殺せるほど首を鍛えているからというのと、基本的に張り手を相手と距離をとったりひるませたりする目的で使ってるから軌道が直線的な動きだからだと思う。おそらく今回は偶然、張り手で相手の顎をひっかけるような、ボクシングのフックに近い打ち方、曲線的な動きだったんだろうね。