<ハロウィーン>仮装用のカラコンに潜む恐ろしいリスク 「換金くん清田区北野店ブログ」
10月31日はハロウィーン。日本でも年々盛り上がりを見せ、今年は仮装をして楽しもうと計画している人がいるのではないでしょうか。ハロウィーンの仮装で、普段は使わないカラーコンタクトレンズを使う予定の人もいるでしょう。しかし、コンタクトレンズの誤った使用は視覚を損なう危険があります。リスクを知り、正しく使いましょう。ハロウィーンは元々、古代ケルト人が秋の収穫を祝った祭りが起源と考えられています。米国では、子どもたちが魔女などに仮装して近所の家を訪ねて回る民間行事として定着。一方、若者たちはゾンビや魔女など「怖い」仮装をして楽しみます。
この時期、仮装の一環で医師の処方を受けないコンタクトレンズの使用が増えることから、米国眼科学会は「処方なしでコンタクトレンズを使う五つの恐ろしいリスク」と題した警告を出し、注意を呼び掛けています。どのようなリスクがあるのか、順に見ていきましょう。
1)角膜剥離 きちんと目に合ったレンズを装着しないと、目の表面を傷つける恐れがあります。痛みだけでなく、回復不可能な目の損傷を受ける可能性があります。
2)感染症 処方によらないコンタクトレンズ装着は、角膜炎のリスクを16倍高めるとの研究があります。抗菌剤やステロイドの点眼薬で早期に治療すれば視力を保つことができますが、時には角膜移植などの手術が必要になるケースもあります。3)伝染性結膜炎(Pink eye) コンタクトレンズを他の人と使い回すなどすると、細菌による感染症が広がる恐れがあります。伝染性結膜炎は非常にうつりやすいのです。
4)視力低下 原因が角膜の傷、感染症のどちらであっても、視力低下を引き起こします。
5)失明 医師の処方によらないコンタクトレンズの装着は、永続的な視力喪失の原因になります。
同学会は「一夜限りのハロウィーンの完璧な仮装に、あなたの視力を危険にさらす価値はありません」とコメントしています。
目を悪くしてまでカラコンにこだわるのはプロ魂を感じる!
<ハロウィーン>仮装用のカラコンに潜む恐ろしいリスク