日本は34位に後退=ビジネス環境で世銀報告 「換金くん清田区北野店ブログ」
世界銀行は25日、世界各国・地域の「事業のしやすさ」を評価した2017年版のビジネス環境報告書を発表した。
日本は全体評価で34位と、前年の32位(改定値)から順位を落とした。安倍政権が掲げる「20年までに先進国で3位以内」との目標から遠ざかり、規制改革の遅れが改めて浮き彫りになった。
報告書は各国・地域の起業手続きや資金調達環境、投資家保護など10項目を比較し、ランク付けした。日本は「破綻処理」が2位、「電力供給」が15位となったものの、「起業の簡便性」が89位、「資金調達」が82位、「税支払い」が70位と苦戦。制度の柔軟化が課題と指摘された。
1位はニュージーランド、2位はシンガポール、3位はデンマーク。続いて香港、韓国と東アジア諸国の健闘が目立つ。
日本は企業経営していくにあたってバランスが悪い国と世銀が判断した結果が34位。
資源のない日本はGDP世界ランク上位を維持するために色々な物を犠牲にしてきた。それは労働者も経営者も同じ。少し前より幾分良くなったとはいえ、ブラック企業もまだかなりの数存在しているのも事実。労基がいくら仕事しようと簡単にはなくならないのが現実。労働者の働く意欲をどんどん奪っていく。今の日本の現状だと経営者も守りに入るしかない。それは国の責任。日本は法人税も高いし、銀行は金を貸さない。外国人からしたら日本で起業するよりも、経済特区などを設けた国で商売するほうが良いに決まってる。シンガポールが2位なのも頷ける。香港、韓国にも劣る事実。日本は経済大国だが経済先進国かどうかは疑問だ。バランスを良く保ちながら国を動かしていくのは大変なことだと思うが、もう少し政府、官僚の人達も自分たちの利益ばかり追い求めず、国民の幅広い意見を取り入れて国を動かしていって欲しいと思う。
日本は34位に後退=ビジネス環境で世銀報告