驚異のハマモン！ＤｅＮＡ・筒香、球団史上最年少で通算１００号【換金くん清田区北野店ブログ】

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　（セ・リーグ、ＤｅＮＡ３－４中日、１８回戦、ＤｅＮＡ９勝８敗１分、５日、横浜）ＤｅＮＡ・筒香嘉智外野手（２４）が５日、中日１８回戦（横浜）の九回に３４号ソロを放ち、通算１００本塁打に到達した。球団史上最年少で、試合数では日本選手３番目の速さとなった。チームは守護神・山崎康晃投手（２３）の救援失敗で２連敗。３－４と、ショックの大きい逆転負けを喫した。しかし、７月の月間ＭＶＰを受賞した主砲が、球団初のクライマックスシリーズ進出へ、魂の一発をスタンドにたたき込んだ。

　不屈。執念。主将が思いをバットに込めた。九回に逆転を許し、２点を追う、その裏の攻撃。先頭で打席に立った筒香が、田島の１４７キロの直球をこすり上げた。打球は左方向へとぐんぐんと伸び、スタンド最前列へ飛び込んだ。

　「１００号は通過点にすぎない。何よりチームが勝つことを一番に考えていきたい」

　球団史上最年少、日本選手では３番目となる速さで迎えた通算１００本塁打のマイルストーン（節目）にも感慨はない。「自分の本塁打は、どうでもいい。チームが勝たなければ、意味がないです」。試合後の言葉通り、ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、一打同点の好機に手をたたき、野太い声でチームを鼓舞し続けた。

　この日、自身２度目となる７月の月間ＭＶＰ受賞が決まった。７月は歴代２位に並ぶ月間１６本塁打をマークし、月間３１打点も球団記録。打率・４２９と大活躍した。

　“覚醒”のきっかけは７月１９日のヤクルト戦（神宮）。８－８の九回に秋吉から打った、この試合２発目となる勝ち越し弾だという。「（重心の移動の仕方など）何年も前から取り組んできたことが、急に違う感覚になった。色々な方向を向いていた矢印が、一つの方向にまとまりだした感じ」。そこから３試合連続２本塁打を放つなど、５カード連続の勝ち越しに貢献した。

　筒香は「チームの勝利が一番」と前置きした上で、本塁打の意味を「ファンの方も喜ぶし、試合の流れが変わることもある。一番いいものだと思う」と口にする。

　この日は２－１で迎えた九回、守護神・山崎康が３失点し逆転を許した。山崎康は２試合連続の救援失敗で、２日の阪神戦（横浜）から４連投で計１０失点。特別ユニホームを着用する夏の恒例イベント『ＹＯＫＯＨＡＭＡ　ＳＴＡＲ☆ＮＩＧＨＴ（ヨコハマ・スターナイト）』で、球場には今季最多の２万８９６２人が詰めかけていた。ショックに包まれる本拠地の空気を変えるべく、強い思いで打席に立っていた。

　筒香は今季、チームに確かな変化を感じている。「みんなが『自分が何とかする』という強い気持ちでいるのを感じます」。Ｂクラスに低迷する間、しみついた“負け癖”はもうない。諦めないチームの象徴が、この主将の姿だ。

　クライマックスシリーズ進出へ、４位・阪神に３ゲーム差と迫られた。ほころびかける“勝利の方程式”。試合後、筒香は責任を背負う山崎康の車の助手席に滑り込み、球場を後にした。チームを愛する主砲の一打は、６日からの戦いへとつながるはずだ。
　

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驚異のハマモン！ＤｅＮＡ・筒香、球団史上最年少で通算１００号



球団史上最年少記録、素晴らしいです！