<ブナ結実>「皆無」の予測 クマ出没危険高まる 「換金くん清田区北野店ブログ」
東北森林管理局は、福島を除く東北5県で今秋、どれくらいブナが結実するかを予測し、発表した。秋田、岩手、宮城、山形の4県は、ほとんど実が付かない「皆無」に。青森は「凶作」だった。ブナの実が不作の年はクマが人里に下りてくる危険性が高まることから、秋田県は注意を呼びかけている。
秋の結実予測は毎年初夏にブナの開花状況を調べ、結果に基づいて「皆無」「凶作」「並作」「豊作」の4段階で予想する。
森林管理局が5~6月、秋田県内51カ所で調べたところ、32カ所は全く開花が見られなかった。半数以上の木に開花が確認されたのはわずか2カ所。県内が「皆無」と判定されたのは2年ぶりとなる。
県によると、ブナの実は5~7年周期で豊作になる傾向があり、担当者は「昨年は東北全体で結実数が比較的多かった。今年はその反動では」とみる。
鹿角市では5月下旬以降、クマに襲われたとみられる男女4人が相次いで死亡している。ブナの実はクマの餌で、餌が不足すればクマが人間と遭遇する危険性が高まる。
県は相次ぐ被害を受け、8月にも専門家を交えた会議を開き、被害防止策を検討する。
北海道はどうなんですかね。
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