マイナンバー個人サイト半年延期 情報利用履歴、確認できず【換金くん琴似店ブログ】
“ マイナンバー制度の個人向けサイト「マイナポータル」の本格運用開始が予定より半年延期され、平成29年7月になることが8日、分かった。日本年金機構に対するサイバー攻撃への対応などで、各省庁が持つ情報の連携を先送りする方向になったため。運用開始を予定していた29年1月時点では提供できる情報が限定的になる見通しだ。
マイナポータルでは、マイナンバー制度の透明性を高めるため、行政機関が情報をやりとりした履歴を本人が閲覧できる。制度の信頼性を確保するのに重要な仕組みの運用が遅れることで、政府の見通しの甘さに批判が出そうだ。
情報の連携ができないとマイナポータルで履歴を見られない。29年1月時点で提供できる情報を政府内で詰めているが、年金関連などは7月にずれ込みそうだ。
マイナンバー制度は、国内に住む全ての人に固有の番号を割り当て、国税庁や厚生労働省などの国の機関や都道府県、市町村が持つ納税、年金などの情報を結び付け、行政事務の効率化を図るのが目的だ。住民にとっても行政機関に提出する書類が減ったり、手続きが簡単になったりすることが期待できる。一方、情報漏れでプライバシーが侵害される懸念もある。
政府は29年1月に国の機関同士の情報を連携させる計画だったが、年金機構のセキュリティー強化に時間がかかることが判明。連携に関するシステムの開発にも2~3カ月の遅れが出ているという。
”
マイナンバー個人サイト半年延期 情報利用履歴、確認できず
慎重になっちゃうのはしょうがないけど使う方としては早くして欲しいですね。