五輪切符獲得!真鍋監督が追求した「4つの世界一」と「世代交代」/バレー【換金くん琴似店ブログ】
“ リオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選女子大会第6日(21日、東京体育館)日本(世界ランキング5位)はイタリア(同8位)にフルセットで敗れたが、2セットを奪ったことで勝ち点を1増やし、4位以内を確定。
目標とした五輪切符を獲得した。しかし真鍋監督は、少し複雑な表情を見せた。
「勝って終わりたかった。しかし、五輪出場権獲得というミッションは達成できて、ホッとしています」
試行錯誤の4年間だった。ロンドン五輪の銅メダル獲得後、リオでは金メダルを目標に掲げたが、大型化が進む世界にあって、身長の低い日本が、さらに上を目指すのは容易ではない。データ解析から打ち出した方針が「4つの世界一」だ。「サーブ」「サーブレシーブ」「ディグ(スパイクレシーブ)」「ミス失点の少なさ」で世界一になれば、頂点に手が届く-。それを追求した。
一方で、ロンドン五輪後に引退したセッター竹下佳江とリベロ佐野優子の穴を任せられる若手育成にも力を入れてきた。セッターでは宮下遥を13年から起用し続け成長を促した。
今回もロンドン五輪同様、ベンチ入りメンバーから外れた選手(4人)を帯同させた。目標達成に「選手18人とスタッフが一致団結して頑張ってくれました」と、ねぎらいの言葉を贈った。
五輪前の主要国際大会の成績はロンドンよりいずれも下回っている。韓国に敗れ、タイに大苦戦した今大会の戦いを指して「こんな試合をしていてはリオでメダルは不可能。戦術、戦略を考えないと」。知将は本番へと頭を切り替えた。”
五輪切符獲得!真鍋監督が追求した「4つの世界一」と「世代交代」/バレー
五輪切符獲得!良かったですね!