江川達也氏が「少年ジャンプ」の担当編集者に裏切られた過去を告白【換金くん札幌本店ブログ】
“3日、漫画家の江川達也氏が自身のFacebook上で、かつて連載を持っていた週刊少年ジャンプ(集英社)の担当編集者に裏切られた過去を明かした。
江川氏は漫画「まじかる☆タルるートくん」を1988年から4年間、週刊少年ジャンプで連載していた。しかしターゲットを小学生に設定をしたため、人気が出ずに苦労したという。
ヒットしなかった理由について、江川氏は「連載を開始した時には、少年ジャンプの中心年齢層は中高生に移っていた」と分析する。連載を始めた1988年には、団塊ジュニア世代がすでに中高生になっており、小学生の数が激減していたというのだ。
当時、江川氏は試しに中高生向けに「大人っぽい女のコ(タルるートのお姉さん)を出して、それを主人公に読み切りのマンガを描いた」のだそう。すると目論見は当たり、読者投票でドラゴンボールに次ぐ2位を取ったという。
しかし、ここから担当編集者の裏切りが始まった。江川氏の担当編集者は、他の漫画家に「タルるートくん」のセオリーを使って連載を始めさせたというのだ。江川氏は「担当編集者は、オレが分析した『こうすればよい。もしくは、よかった。』とう要素を全てその漫画連載にぶちこんで人気をとっていたのだ」と暴露した。その結果、「タルるートくん」の人気は下がってしまったそう。
ただ、この点には江川氏も「担当編集者もまた、サバイバルゲームでは、敵なのだ」と、編集者を信頼してしまった自身の甘さを認めている。
最後に江川氏は「でも、若いうちの苦労は買ってでもしろ。という格言通り、若い頃に苦労したので、今は、本当に心が広くなった」と綴り、「ありがとうございました。クズやろうちゃんたち。W」と締めくくっていた。”
江川達也氏が「少年ジャンプ」の担当編集者に裏切られた過去を告白
まさにターゲットでした!漫画家の憧れのジャンプも中はドロドロなんですかね・・・