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ロキソニンで腰痛は治らない! 治ったような錯覚が“ロキソニン依存“を招く【換金くん札幌本店ブログ】

“ 先日からロキソニンの副作用が話題になっている。【関連記事】「””国民薬””ロキソニンに重大な副作用~空腹で飲んではいけない理由はここに!」http://healthpress.jp/2016/03/post-2318.html

 それを踏まえて今回は、「ロキソニンは腰痛に効くのか?」を解説したい。

 まず、腰痛に対して「ロキソニンを飲めば全て解決するか?」という問いには、残念ながら答えは「No」だ。もし「Yes」ならば、すでにこの世から腰痛はなくなっているはずである。
 
 腰痛には、さまざまなタイプがあることをこれまで述べてきた。原因も複雑だからこそ、適切な診断・治療にたどり着けずに悩んでいる人が多い。

 あえて、ロキソニンが効果をもたらす腰痛のタイプを挙げるならば、「急性腰痛(いわゆるぎっくり腰)」だ。

 ぎっくり腰の初期に多いのは、炎症によって痛みを感じる「侵害受容器」が刺激されて起こる急性の痛み。鎮痛薬であるロキソニンは、抗炎症作用もある。

 この段階で服用すれば、痛みを和らげ、炎症を最小限に抑えることができる。適切に療養すれば、早い回復が期待できる。

「痛みへの恐怖心」を最小限にとどめる

 各国の腰痛治療に関するガイドラインでも、急性腰痛に対する痛み止めの服用は治療・回復に有効だと示されている。エビデンスのレベルが高い、つまり科学的な根拠に基づく信頼性が高いというわけだ。

 もうひとつ大切なポイントは、急性期の時点で痛みを和らげると、「痛みへの恐怖心」を最小限にとどめることができることである。これは、腰痛の慢性化の予防につながる。ぎっくり腰が慢性化する原因のひとつは、「痛みの恐怖」の””記憶””だからだ。

 体を動かすことが怖くなり、不自然な体の使い方を覚えたりして、身体かける負担を大きくしてしまう。それを防ぐのに、ロキソニンをはじめとする痛み止めの服用は有効なのだ。
慢性化の原因はロキソニンで解消しない

 反対にロキソニンに期待できないタイプは、すでに慢性化した腰痛だ。心理的な痛みへの恐怖、疲労、睡眠不足……。いくつもの原因が複雑に絡まっている状態だ。そこに、炎症を抑えるロキソニンを飲んだところで効果は見込めない。慢性化の原因はすでに炎症ではないのだから。

 とはいえ、一時的に痛みを和らげるので、治ったかのように錯覚し、腰痛がぶり返してロキソニンを飲む……。次第に投薬に依存してしまう危険性をはらんでいる。

 ロキソニンは、痛み止め、抗炎症作用の確かな効果があり、入手もしやすい。とても使い勝手がよいため、人気薬であることは間違いない。

 だが、話題になったようにさまざまな副作用がある。必要時に適切な量を服薬して最小限にとどめるのが理想だ。腰痛においては、タイプと時期を見極めて用いてもらいたい。”


ロキソニンで腰痛は治らない! 治ったような錯覚が“ロキソニン依存“を招く



もう安易に服用しないようにしよう・・・

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