【経歴詐称】ショーンＫ　日テレ大攻勢、ＴＢＳもガンガン放送…各局の報道ウラ事情【換金くん札幌本店ブログ】

“学歴、経歴に真っ赤なウソばかり並んでいた経営コンサルタントのショーンＫことショーン・マクアードル川上氏（４７）をめぐるテレビ各局の報道姿勢が実に興味深かった。フジテレビは当初ダンマリ、テレビ朝日は「報道ステーション」でおわび。これに対して日本テレビとＴＢＳはガンガン報じている。特に日テレ系のニュース、ワイドショーは物すごい勢い。その裏には、世間を騒がせている野球賭博問題と上重聡アナウンサー（３５）の“あの騒動”があるのは間違いなさそう。

　１６日に発売された週刊文春の報道により学歴詐称が発覚した川上氏は、ホームページで一定の部分について認めた上で、４月４日スタートの夜の報道番組「ユアタイム～あなたの時間～」（フジテレビ系）をはじめ、現在出演している「報道ステーション」（テレビ朝日系）や「とくダネ！」（フジ系）のほか、ラジオ、インターネット番組など計６番組の出演自粛を申し入れていることを明らかにした。

「報ステ」と「ユアタイム」「とくダネ！」は降板が決定。ＦＭラジオ番組「ＭＡＫＥ　ＩＴ　２１」（Ｊ―ＷＡＶＥ）は１９日と２６日の放送が休止となった。

　学歴詐称以外にも本名や出自、はたまた本紙昨報のとおり整形疑惑まで持ち上がる始末。世の奥様方を魅了してきたイケメン経営コンサルタントが、実は数々のウソで塗り固められていたのかもしれないとあって、大きな話題となっている。これに困ったのがフジテレビとテレ朝だ。

「テレ朝は『報道ステーション』という看板番組に出演、フジは『とくダネ！』のみならず春の番組改編の目玉の一つだった『ユアタイム』に起用予定だっただけに、ほとんど触れないことになった。ウソを見抜けなかったと自分たちの恥をさらすようなものですから」とテレビ局関係者。

　川上氏が週刊文春発売に先立ち、ホームページ上で行った謝罪から一夜明けた１６日の「とくダネ！」では、同氏については全く取り上げず。同日の「報道ステ」では冒頭に古舘伊知郎（６１）が「様々なところを確認できていないまま、ここまできたということに関しては、テレビをご覧の皆様に本当に申し訳ない思いです」と謝罪したものの、同問題を大きく取り上げることはなかった。結局、「とくダネ！」も１７日、小倉智昭キャスター（６８）が「番組としてはおわびさせていただきます」とコメントした。

　これと正反対なのが、川上氏を起用していなかった日テレとＴＢＳだ。

　両局とも情報番組で積極的に取り上げ、疑惑を追及した。「特に力が入っているのは日テレです。なぜなら世間をあきれさせている野球賭博問題は、つながりの深い巨人が震源地とあって、あまり（他局ほど積極的には）触れられないから」と制作会社関係者。

　日テレの力の入れようといったら、自局の「スッキリ！！」で司会を務める上重アナの“敵討ち”といった様相まで呈している。

「昨年、上重の金銭問題が発覚した時は他局に散々やられました。ついにフジとテレ朝へ反撃のチャンスがやってきた！と局内は盛り上がっていますよ」（日テレ関係者）
「スッキリ！！」はもちろん、日テレ系列の読売テレビ制作の「情報ライブ　ミヤネ屋」でも大攻勢に打って出た。

　ただ、そんな川上氏をめぐるテレビ局間の熱い戦いにあきれるのは芸能プロ関係者だ。

「もともとショーンＫを見いだしたのは日テレなんです。２００９年に『魔女たちの２２時』という番組で特集を組んで、テレビ進出への道を切り開きました。それなのに、いったい何をやっているんだか…」

　のど元過ぎれば熱さを忘れる、と言ったところか。
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【経歴詐称】ショーンＫ　日テレ大攻勢、ＴＢＳもガンガン放送…各局の報道ウラ事情



もう各局にとっては内容なんてどうでもいいんでしょうね。いかに相手の局にバッシングができるか、っていう基準でしょうね