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屋外コンサート落雷死亡事故は防げなかったか? エグザイル公演に出かけた娘落命 母の無念【換金くん札幌本店ブログ】

“楽しみにしていた屋外コンサートに行ったわが子が雷に打たれて死亡したら、あなたはどうするだろうか。天災だとすべてをあきらめ、無念の思いをかみ殺すだろうか。ゲリラ豪雨などが多発していて落雷の危険性は増していると言われている中、2012年に大阪で発生したある落雷死亡事故を振り返りたい。事故は防げなかったのか?事故を防ぐ手立てを講じる必要は無いのか?(アイ・アジア/鈴木祐太) 2012年8月13日、その日の大阪の天気は午前中こそ快晴だったものの、午後から崩れ始める。強い雨は路面を叩き、雷鳴が辺りにとどろき始めた。この日、大阪市の長居公園では人気グループ「エグザイル」(EXILE)や「三代目 ジェイ・ソウル・ブラザーズ」(J Soul Brothers)などが出演する「エイ・ネーション(a-nation)2012」の大規模なコンサートが午後から予定されていた。

北九州市からコンサートを楽しみに大阪に来た岩永牧子さん(当時22歳)は、会場のある長居公園の地下鉄駅の改札を13時32分に出たことがわかっている。そして雨と落雷を避ける為に、14時10分過ぎ(訴状では10分~15分)に公園内の木陰に避難、そして落雷。

雷の直撃を受けた岩永牧子さんはその場に倒れる。近くの病院に運ばれるが、死亡が確認される。

母親の岩永和子さんは、落雷が予想されたにも関わらず何の手だてもとらなかった会社に責任が無いとは言えないと、次のように話す。

「雷が落ちても命を守れる場所を確保してくれなければ、安心して子どもをライブに行かせられないのはどこの親も同じだと思う。指示や誘導をきちんとしてくれていたら、娘は助かったのではないか」

この日、気象庁は事故前日の15時25分に大阪府全域に雷注意報を出している。また大阪市には13時48分に大雨注意報、洪水注意報が発せられ、14時9分には大雨警報(浸水害)、洪水警報が発せられていた。つまり、牧子さんでなくても、誰かが落雷事故にあう恐れは当日の午前中からあったとも考えられる。

牧子さんの両親は、コンサートの主催者であるエイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社とキョードー大阪グループであるミューベンツジャパンの責任者を相手取って損害賠償を求めて大阪地方裁判所に訴えを起こした。

しかし、これまでの口頭弁論で、会社側は「スタジアムの外で起きた事故であり、主催者に責任はない」と主張。訴えを退けるよう裁判所に求めている。

牧子さんの両親の代理人を務める辰巳裕規弁護士(兵庫県弁護士会)は、
「大規模イベントを企画し、何万人という都市にも匹敵する観衆を集客する主催者には、スタジアム内のみならずスタジアム周辺に参集した観客に対しても安全配慮義務として生命、身体を保護する義務がある」
と述べている。

また、東京オリンピックなど今後予想される野外での大きなイベントで落雷・ゲリラ豪雨対策は必要ないのか、この事故を契機に考えるべきではないかと話す。

主催者側はスタジアムの外で起きたことだとしているが、当日、長居公園でジョギングをしていた近くに住む男性(48才)は、
「コンサートはスタジアムで開かれていたのかもしれないが、当日はスタジアムの外でもエグザイル関係の様々なイベントが開かれていて、公園全体がエグザイル祭のような感じだった」
と証言する。

注意報が出ていた以上、落雷は予見できなかったわけではない。では、落雷事故は防げなかったのか?主催者側の対応に問題は無かったのか?裁判は2月29日に結審した。判決は5月16日に大阪地裁で言い渡される。


屋外コンサート落雷死亡事故は防げなかったか? エグザイル公演に出かけた娘落命 母の無念



こうしたことはありえないケースではないので、他のアーティストの会社も交えて全体で考えていかなくてはいけないことなのではないでしょうか

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