教員免許失効209人、「うっかり」が4割 「換金くん清田区北野店ブログ」
2009年度に導入された教員免許更新制で、2012~14年度に免許を更新せずに失効し、その後、再交付を受けた全国の幼稚園と小中高校の教員が計74人に上ることが、文部科学省の調査でわかった。多くは免許の更新に必要な講習を受け忘れるなどの「うっかり失効」とみられる。今年度も免許の更新を忘れた教員の授業が無効になるケースが各地で発覚しており、文科省は受講の徹底を求めている。
文科省の調査によると、更新の対象者は毎年約9万人。これに対し、10~14年度に免許を失効した教員は計424人で、このうち12~14年度の計209人については、その理由も調べた。「免許が不要な事務職員や管理職への転換」が70人、「任期満了で教員を退職」が58人、「不明」が7人で、全体の4割近い74人は失効後に再交付を受け、再び教員として働いていた。これについて、文科省は「退職を決意した後に翻意した人もいる可能性はあるが、大半は更新を忘れたケースとみられる」と分析している。
制度導入後の免許には10年間の有効期間が明示されているが、現在は導入前の免許取得者が対象のため、文科省は勤続年数にかかわらず、生年月日に応じて、各教員が講習を受ける時期を定めている。
運転免許もうっかりの人結構いそう・・
教員免許失効209人、「うっかり」が4割