PATA救急搬送でX JAPAN活動休止…YOSHIKI「見守るしか」【換金くん琴似店ブログ】
一日も早く復活してほしいです!
ロックバンド、X JAPANが3日、ギターのPATAが大腸憩室炎と門脈血栓症で入院したことを受けて、今後のバンド活動を一時休止すると発表した。集中治療室(ICU)で治療を受けたPATAは深刻な状況を脱したが、手術を余儀なくされており、メンバーが協議して決断した。3月11日に予定していた新アルバムの発売と、翌12日の英ロンドンのウェンブリー・アリーナ公演は延期する。
昨年、NHK紅白歌合戦に18年ぶりに出場し、世界ツアーに向けて新たなスタートを切ったばかりのX JAPANが、緊急事態に襲われた。
所属事務所によると、PATAは先月15日に体調不良を訴え、東京都内の病院に救急搬送された。1週間ほどICUに入っていたが、深刻な状態は脱し、現在は一般病棟へ移っている。
血栓を除去する治療が落ち着き次第、憩室炎の炎症部分を取り除く大腸の手術を行う。関係者は「少なくとも2、3カ月の入院が必要といわれている」と説明する。
この状況を受けて、メンバーは何度も協議を重ね、「PATAなくして活動は不可能」と判断。3月11日に発売を予定していた新アルバムは、状況を見ながら発売時期を延期することを検討。ウェンブリー公演は、来年3月4日に振り替えることに決めた。
X JAPANは、昨年12月に20年ぶりの日本ツアーを大成功に終え、大みそかは紅白に出場。今年1月には、ドキュメンタリー映画「We Are X」が米サンダンス映画祭のワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門で最優秀編集賞に輝くなど、一致団結して快進撃を続けてきた。それだけにメンバーの衝撃も大きく、PATAの早期回復が待たれる。
リーダーのYOSHIKIは「悲しい気持ちで心がいっぱい。『SHOW MUST GO ON』と、いつも口にしていますが、今はPATAの容体を見守ることしかできません」と苦しい胸中を告白。「ファンのみなさんなくして、X JAPANはありません。今まで以上に強くなって、復活することを約束します」と呼びかけた。
解散やメンバーの死など、数々の苦難を乗り越えてきたX JAPAN。強い絆で再び世界の頂点を目指す。