米マクドナルド:既存店売上高が大幅な伸び-朝食の終日提供が寄与【清田区北野店】
日本の方はどうなるか・・・
(ブルームバーグ):外食チェーン最大手、米マクドナルドが発表した2015年10-12月(第4四半期)決算によれば、世界の既存店売上高の伸びが四半期ベースで約4年ぶりの大きさとなった。朝食メニューの終日提供が寄与し、米国の売上高が大きく伸びた。同社はスティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO)の下で経営再建に取り組んでいる。
25日の同社の発表によると、10-12月期の世界既存店売上高は5%増。アナリスト予想は3.2%増だった。このほか利益も市場予想を上回り、イースターブルックCEOの再建策により同社が過去10年余りで最も厳しい低迷期から抜け出せるとの楽観が広がっている。
・10-12月期の一部項目を除く1株利益は1.28ドル、市場予想は1.23ドル ・売上高は63億4000万ドル(約7520億円)、市場予想の62億3000万ドルを上回る ・米既存店売上高は5.7%増、気温が高めだったことも寄与-市場予想は2.7%増
マクドナルドは、顧客の長年の要望に応え、昨年10月から米国で朝食メニューの終日提供を開始。3月に就任したイースターブルックCEOはこのほか、サービスの迅速化や注文への正確な対応にも力を入れている。