“タカ”みの見物！ＭＬＢか残留か…李大浩の去就にタイムリミットなし【換金くん琴似店ブログ】
残留してほしいです！
助っ人不在も大丈夫！ ソフトバンクが米大リーグ挑戦を目指している李大浩（イ・デホ）内野手（３３）の去就について、無期限で見守ることが２８日、分かった。退団の場合も、代役は大物以外は不要。海外フリーエージェント（ＦＡ）権を行使した松田宣浩内野手（３２）の残留と内川聖一外野手（３３）の一塁コンバート案で、補強なしで戦える戦力は整った。
主力が退団することになっても慌てない。去就が注目される李大浩からの返答について、編成関係者は「決めていない」と話した。タイムリミットなし。３連覇を狙う来季に向け、すでに戦力は整った。
「（李大浩の）穴は埋められるだろう」
王者から余裕が漂う。戦力完成まで残るピースは１つだ。大リーグ挑戦を表明した助っ人の去就だが、長引けば来年１月中旬以降。編成を急ぎたいところだが、鷹は違った。
海外ＦＡ権を行使した三塁手の松田の残留により、基本的な構想はできた。李が退団しても、一塁に外野から内川を回すプランを用意。すでにコンバートに備えるように通達して、本人も「可能性を広げてもらうと思って」と前向きだ。外野とＤＨを含めて強力打線を組めるメドは立った。
さらに、同幹部は「吉村やカニザレスでも埋められる。特にカニザレスはまだ力を発揮しきっていない」と見立てた。レギュラー級の吉村、今季は外国人枠の都合で出番が１４試合だったカニザレスも２軍戦で打率・３２４、１８本塁打＆５６打点でウエスタン２冠を手にした実力者だ。
球団は李の残留交渉と同時に新外国人のリストアップは行っているが、慌てて獲得することはない。「力の落ちる選手を獲ってもしかたない」。狙うなら、李大浩級の大物が基準だ。つまり、背番号１０が最優先で、残留すれば超プラスアルファ。仮に助っ人がいなくても死角はない。