<療養費不正>「患者役」にお笑い芸人10人以上【換金くん琴似店ブログ】
◇吉本興業所属、知らず知らずのうちに加担
指定暴力団住吉会系組長らが詐欺容疑で逮捕された柔道整復師(柔整師)の療養費不正受給事件で、接骨院などに保険証を提出し水増し請求に関わった「患者役」の中に、大手芸能プロダクション・吉本興業のお笑いタレントが10人以上含まれていたことが、同社関係者への取材で分かった。タレントたちは知人らに誘われ、知らず知らずのうちに不正受給に加担していたとみられる。
事件を巡って警視庁組織犯罪対策4課は27日に住吉会系組長、三戸慶太郎容疑者(50)=東京都新宿区西新宿=ら十数人を、別の不正受給数百万円分についての詐欺容疑で再逮捕する方針を固めた。
かつて吉本興業に所属しお笑いタレントとして活動していた40代の男性によると、数年前に仲間の男性タレントから「ただでマッサージを受けられる」と誘われて都内の接骨院で受診したという。1度だけマッサージを受けたが、保険証の提出だけで料金は取られなかった。
当時は不審に思わなかったが、今年11月6日に三戸容疑者らが逮捕され、報道で不正受給事件を知った。自分を誘ったタレントが患者役として事件に関わった疑いがあると実名で報じたスポーツ紙もあり、「自分も水増し請求に利用されたのか」と驚いたという。
同社関係者によると、男性を誘ったタレントは知人女性を介し、一連の事件で逮捕されたコンサルタント会社役員、早川和男容疑者(38)と知り合った。早川容疑者は「柔整師の資格の勉強もできる」と男性を誘ったタレントに勧め、このタレントも吉本興業の同僚約10人を誘ったとされる。
警視庁は三戸容疑者らが、千葉県内の歯科医院での診療報酬の不正受給にも関わったとみて捜査している。関係者によると、この歯科医院でも別のタレント約10人が患者役になった可能性がある。ある若手タレントは1度だけの受診で数千円を受け取ったといい、吉本興業に「知人から『患者を増やすのに協力してほしい』と誘われた」と説明しているという。【黒川晋史、宮崎隆】
こわいなー
俺も知らず知らずにどっかで利用されてるんかなー
<療養費不正>「患者役」にお笑い芸人10人以上