ドジャース、本気のマエケン獲り グリンキーの穴埋め急務【換金くん清田区北野店ブログ】
マエケンすごいなぁ
【ボカラトン(米フロリダ州)=一村順子】大リーグのGM会議が10日(日本時間11日)、2日目を迎え、今オフのポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍が注目される広島・前田健太投手(27)に対し、ドジャースなど複数球団が強い関心を示した。
早くも争奪戦のゴングが鳴った。徹底調査で参戦意欲を示したのがドジャースだ。ザイディGMは、国際大会プレミア12に「2人のスカウトを現地に派遣している。日本と台湾両方の開催地を視察している」と明かした。特定の名前を挙げることは避けたが、徹底マークしているのは前田であることは明白だった。
前田サイドもプレミア12終了まで去就問題を封印する意向だが、すでに代理人を大手エージェント会社の「ワッサーマン・メディア・グループ」の副社長アダム・カッツ氏らに決めるなど、準備を進めている。「ポスティングされる可能性のある選手に対して準備を整えてきた」とザイディGM。ド軍は先発の柱グリンキーがあと3年残っていた契約を破棄してFAとなった。先発の穴埋めが急務で「1人か2人、先発を補強したい」(ザイディGM)とターゲットを絞っている。その候補の1人が前田だ。
また、すでにホール球団社長が入札を明言するなど、かねて獲得意欲を示していたDバックスのスチュワートGMは「(メジャーで)成功すると思う」と実力に太鼓判を押した。カブスのホイヤーGMは「選手名は言えないが、ポスティングに入札することにためらいはない」と語った。ジャイアンツ、Rソックス、ナショナルズ、フィリーズも調査リストに前田を入れていると明かすなど、すでにマエケン狂騒曲は始まっている。