<ボート転覆>父親重体、次男は低体温症に 前橋・赤城大沼 「換金くん 清田区北野店ブログ」
8日午前9時半ごろ、前橋市富士見町赤城山の赤城大沼で、ワカサギ釣りをしていた親子2人が乗っていた手こぎボートが転覆。2人は水中に投げ出されたが、近くを通りかかった埼玉県内の高校山岳部の顧問や生徒らが発見、数分後に岸に引き上げられた。
群馬県警前橋署によると、救助されたのは同県桐生市新里町の団体職員、金子信雄さん(65)と会社員の次男(39)。金子さんは意識不明の重体で、次男は低体温症となったが命に別条はないという。
2人は午前6時ごろ、近くの旅館からボートを借りて釣りをスタート。次男は「水中に垂らした金属製のいかりを引き上げる際にバランスを崩し、ボートが転覆した」と話しているという。2人とも救命胴衣は着ていなかった。
赤城大沼では、2011年3月の福島第1原発事故後、ワカサギの放射性セシウム濃度が上がり、出荷自粛。今年夏に濃度が基準値を安定的に下回ったことから、9月から自分で釣ったワカサギを持ち帰れる自粛解除になった。近くで旅館を経営する男性(66)は「ようやく客足が戻ってきたのに、またマイナスイメージが広まりそう」と不安げに話した。
今度は父親か・・息子を守ったのかな。
<ボート転覆>父親重体、次男は低体温症に 前橋・赤城大沼