賭博問題で断！由伸巨人、厳しい規律定め異例の粛正キャンプ【換金くん札幌本店ブログ】

　巨人が７日から宮崎で行う秋季キャンプで、例年より厳しい規律を定めたことが３日、分かった。チーム宿舎の門限を最大１時間早めて練習日は午後１０時までとし、休日のゴルフも禁止する。福田聡志（３２）、笠原将生（２４）、松本竜也（２２）の３投手が野球賭博に関与していた問題を受けての措置。さらにオフの恒例行事となっていた球団納会と納会ゴルフの中止も決定。高橋由伸新監督（４０）の下で厳しい粛正策を打ち出し、野球に集中する環境を作る。

　４年ぶりに宮崎市で行う秋季キャンプは、厳戒態勢で迎える。川崎市のジャイアンツ球場で練習を見守った高橋監督は、厳しい顔つきだった。

　「当然、今はいろいろとありますけれども、それ以前に（キャンプ地には）野球をしに、練習をしにいく。練習をするのがメーンですから。会社の方が判断してくれた。やっぱり、受け入れるべきかなと思います」

　キャンプを前に球団が異例の綱紀粛正策を決めた。宮崎市内のチーム宿舎の門限を最大１時間早め、練習日は例年よりも３０分早い午後１０時に設定。午前１時だった休養日前日は、１時間早い午前０時。これまで不明確だった休養日の門限も午後１１時になった。

　「１分１秒でも門限に遅れれば、罰則となる」と球団関係者。市内中心部まで車で３０分程度かかる点を考慮すれば、練習日の外出は難しくなる。さらには休養日の定番だったゴルフも禁止。キャンプ中の余暇さえ禁ずる厳しい規則となった。

　「集中した環境で野球をやるため。野球賭博の問題を受けての判断」と球団関係者。福田、笠原、松本竜の３投手が、野球賭博に関与していた問題を受けての措置だった。さらに球団は例年１１月下旬に行っていた球団納会、納会ゴルフの開催自粛も決めた。これも前例のない異常事態だ。昨年はゴルフコンペ後、静岡・熱海市内のホテルを貸し切って開催したが、今年は球団幹部や首脳陣、選手、職員らが顔を合わせる恒例行事を行わないことになる。

　ファンの信頼を回復するには、姿勢を正し、『球界の盟主』としての強さを取り戻すしかない。現役時代、ストイックに野球に取り組んだ高橋監督は「（休養日は）好きなことをすればいい。体の休め方は人によって違う。次の日に、万全で来てくれればいい」と話した。

　世間の冷たい風は選手も感じている。マネジャーから規律を伝えられた新選手会長の長野が「監督が言うとおり、野球をやりに行く。しっかりと鍛え直したい」と話せば、亀井は「休日？　体を動かす（練習）しかないんじゃないかな」と前を向いた。高橋監督を先頭に、チーム全体でルールや気持ちを引き締める巨人の底力が試される。

巨人進化しそうですね！！今後に期待です！
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