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岸和田だんじりの熱気を世界へ 地元FM局がネットで実況中継【換金くん琴似店ブログ】

「岸和田だんじり祭」が19日、2日間の日程で大阪府岸和田市内で始まった。開局5年目の地元コミュニティFM放送局「ラヂオきしわだ」は、市内各地の実況中継をまじえた恒例の「だんじり特番」を生放送。エリアは市域が中心だが、インターネット放送もあり、熱気を世界に発信。街角に立ち、実況中継するスタッフの中に、同局の理事長の梶野昭太郎さん(65)=岸和田市南上町=の姿もあった。

 「いま並松町のだんじりが和歌山方面にまがっていったところです」

 午前10時すぎ。梶野さんは、軽快なだんじり囃子(ばやし)の中、携帯電話を手に、南海岸和田駅前にあるスタジオに連絡。アナウンサーとのやりとりはそのまま生放送された。いま、どの町のだんじりがどこにいるのか、を伝える重要な役割だ。

 梶野さんの担当場所は商店街の「小門(こかど)・貝源(かいげん)」。そこにある交差点は高さ約4メートル、重さ約4トンの各町だんじりが勢いよく直角にまがる「やりまわし」が狭い路地で展開される「ホットスポット」だ。

 初日、スタッフは駅前スタジオに8人、市内各地に9人を配置。刻一刻と変わるだんじりの動きを伝えた。「スタッフは全員手弁当。地元に活気を与えたいという思いからです」と力を込める。

 梶野さんは交差点近くにあった眼鏡店の長男として生まれ、地元北町のだんじりを、2歳のころから高校まで曳行(えいこう)した。その後は京都大学に進学。卒業後、銀行マンとして全国を転勤する中でも、日本中に名が知られた「岸和田だんじり祭」をことあるごとにPRしてきた。「取引先に行っても、仕事10分、だんじり50分でした」と笑う。平成8年に部長になってからは可能な限り、祭りの日には戻ってきたという。

 14年に銀行を退職。17年に帰郷した際、知人から「街に以前のような活気がない」と相談を受けて思案。退職金をもとに東日本大震災直後の23年5月の同局開局に尽力。副理事長として支え今春、理事長になった。

 震災でラジオの重要性が見直される中、主婦や学生ら未経験者を中心に50人程度のスタッフで船出。開局当時から「だんじり特番」の放送を続けている。

 赤字は理事や市民らの寄付、地元企業の広告などで補填(ほてん)。その公益性が認められ25年9月に認定NPO法人になった。

 現在スタッフは100人以上に。各町のだんじりと同じようにさまざまな世代が支えている。

 インターネットで聞けるため「首都圏で暮らす家族やドイツ在住の同級生もリスナー」と梶野さん。国の免許更新は5年に一度。来月初の免許更新を迎える。「次の5年が開幕します。さらに大きな期待に応えられる力を育てたい」

 「だんじり特番」は20日も午前9時から午後9時まで放送。「ラヂオきしわだ」(79・7メガヘルツ)のホームページからも聞ける。

岸和田名物やから見たかったーー
岸和田だんじりの熱気を世界へ 地元FM局がネットで実況中継

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