ハリル日本、１０・１３イラン戦決定　完全敵地で最高デモ【換金くん札幌本店ブログ】

　日本サッカー協会は１３日、日本代表が１０月１３日に、イラン代表とテヘランで親善試合を行うと発表した。現在のＦＩＦＡランクは日本５６位、イランはアジア連アジア最上位盟（ＡＦＣ）最上位の４１位。ロシアＷ杯切符を目指すハリル・ジャパンが、９万人収容のスタジアムに乗り込む完全アウェー戦で強化を図る。日本は１０月８日にロシアＷ杯アジア２次予選シリア戦を中立地オマーンで行い、その後イランへ遠征する。

　アジア勢攻略に苦しむハリル・ジャパンに願ってもない機会だ。アジア最強のイランと敵地での対戦が正式に決まった。日本は６月のロシアＷ杯２次予選初戦のシンガポール戦（０△０）から最下位に終わった東アジア杯（中国・武漢）まで、現在アジア勢に４戦勝ちなし。Ｗ杯切符獲得に不安を隠せないだけに、完全アウェーでの戦いはチーム力向上に大きな意味を持つ。

　バヒド・ハリルホジッチ監督（６３）は協会を通じ「イランについてはまだそこまで詳細に分析はしていませんが、昨年のＷ杯で素晴らしいパフォーマンスを見せたチームとして記憶に残っている。アウェーで大観衆の前でプレーすることは、この後に続くＷ杯予選に向けても良いテストになる」。とコメント。協会に厳しい環境下での戦いを要求していただけに、イラン戦は望むところだ。

　過去の対戦成績は５勝４分け６敗。テヘランで行われた直近の試合はドイツＷ杯アジア最終予選となった２００５年３月で、１―２と敗れた。会場のアザディスタジアムは９万人収容。満員となれば異様な空気に包まれる。会場は違うが、００年１１月のアジアユースでは爆竹がピッチに投げ込まれ、試合が一時中断。殺気すら漂うこともある。

　日本代表は１０月８日、ロシアＷ杯アジア２次予選シリア戦をオマーンで行う。５日後の１３日の親善試合は当初、国内を予定していたが、方針転換した。協会の霜田正浩技術委員長（４８）は「（１１月の）予選に向けて集中力と緊張感を持続させるためアウェーで強い相手を選んだ」と説明。ロシアＷ杯切符獲得へ、ハリル・ジャパンがイランの地でたくましさを手に入れる。

敵地は厳しいですんね。
ハリル日本、１０・１３イラン戦決定　完全敵地で最高デモ