ISSの油井飛行士ら、宇宙で栽培のレタスを初試食 「換金くん清田区北野店ブログ」
国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)に滞在している宇宙飛行士らは10日、宇宙で栽培されたレタスを初めて試食した。有人火星探査の実現に向けた新たな一歩と位置付けられる実験だ。
飛行士らが食べた赤いロメインレタスは、ISS内の特殊装置で7月8日から33日間にわたり栽培されたもの。青い手袋をはめた米航空宇宙局(NASA)のチェル・リンドグレン(Kjell Lindgren)飛行士はこの日、レタスをトングで栽培箱から収穫し、慎重にトレーに固定。クエン酸ベースの食用に適した消毒シートで拭いてから、日本の油井亀美也(Kimiya Yui)飛行士と、ISSに1年間の任務で滞在中のスコット・ケリー(Scott Kelly)飛行士に手渡した。
一口食べたリンドグレン飛行士が「最高」と喜ぶと、ケリー飛行士も「おいしい」と同意。「ルッコラみたいだね」と話し、まるでホットドッグにケチャップとマスタードをかけるかのように、小瓶からからエクストラバージンオリーブオイルとバルサミコ酢を振りかけた。
南極でもやしとかカイワレしか育たないのに、宇宙で野菜栽培できるなんて凄い。
ISSの油井飛行士ら、宇宙で栽培のレタスを初試食