【横浜M】俊輔、J1単独最多FK弾 極限集中力で“ゾーン”入った【換金くん清田区北野店ブログ】
気持ち良いんだろうなぁwww
◆J1第2S第3節 G大阪2―2横浜M(19日・万博記念競技場)
横浜Mは、大黒柱のMF中村俊輔(37)の復活弾で勝ち点1をもぎとった。1―2で1点を追う後半ロスタイム4分。ラスト1プレーのゴール正面左からの約25メートルのFK。左足を振り抜いたボールは、6人の壁を越えてゴール左隅に吸い込まれた。直接FKでの得点は、13年10月27日の大分戦以来で今季初得点。雄たけび全開のガッツポーズを作った。
FKに臨む際、邪念を捨てるために02~06年まで指導を受けた恩師、元日本代表監督ジーコ氏(62)の金言を思い出した。「1人の世界に入れ」。極限まで集中力を高めた一振り。G大阪の遠藤を引き離してJ1直接FK得点ランク18点で単独トップに立った。
開幕前に左足首を手術。復帰後も5月に再び右太もも肉離れで離脱した。第1Sは3試合とも途中出場でプレー時間は計48分。フル出場は今季初だった。3男1女の父にとって、この日は長女の4歳の誕生日。末っ子がおねだりしたプレゼントのゴールを「約束通り決められてよかった」。試合後、まな娘を抱きしめた。
チームは7戦勝ちなしで第2S16位に後退したが、得たものは勝ち点1より大きい。「まだ何もしていない。マリノスは下にいちゃいけないクラブ」。上位追撃へ。帰ってきた“ウルトラ・レフティー”が横浜Mを導く。(秦 雄太郎)