今年は「遅球」で沸かせる=大谷、スローカーブ披露-プロ野球オールスター【換金くん札幌本店ブログ】
パ・リーグの先発を務めた日本ハムの大谷は2回27球を投げ2安打1失点、2奪三振。「先発なので6人で終わりたかった」。完全投球とはいかずに苦笑いを浮かべた。
昨年はプロ野球最速タイの162キロを記録したが、この日は159キロ止まり。これには「二回に狙ったが出なかった。残念」と悔しがった。
本格派右腕が今年は「遅球」で球場を沸かせた。二回に川端を三直に打ち取ったスローカーブは94キロ。「どこかでいこうかと嶋さんと話していた。シーズン中は投げない球種。練習もしていない」。非凡な才能をぶっつけ本番での1球で示して、ファンを驚かせた。
今季は140キロ台の直球を織り交ぜる新しい投球スタイルで、ここまで10勝1敗、防御率1.43。昨季は9勝1敗で球宴に臨んだが、力みからか投球フォームを崩し、後半戦は2勝3敗と失速。球速を意識し過ぎて同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかないという気持ちもあった。
3度目の球宴登板を終え、「シーズン中とはまた違った感じでよかった。励みにして頑張りたい」。楽しむことができたこの日の投球もはずみにして、さらなる高みを目指す。
色々な持ち球持ってますね。 スローカーブ打ちにくそうです。
今年は「遅球」で沸かせる=大谷、スローカーブ披露-プロ野球オールスター