論文の謝辞で「結婚して」=恐竜研究者、プロポーズ―カナダ【換金くん琴似店ブログ】
凄いプロポ-ズでしたね!
カナダの若手男性研究者が、新種の大型草食恐竜の化石を発表した論文の謝辞で、同僚の女性研究者に「結婚してくれますか? 」とプロポーズする珍事があった。同国のCBC放送などの報道によると、論文を見せられた女性は「イエス」と答え、めでたく婚約に至ったという。
この男性研究者は、ロイヤル・ティレル古生物学博物館のケーレブ・ブラウンさん。同僚のローナ・オブライエンさんも古生物学を研究しており、トロントでの大学院生時代に知り合った。
CBCによると、ブラウンさんが米科学誌カレント・バイオロジーにプロポーズ付きの論文を投稿した際、編集部は興味津々で、彼女の答えを知りたがった。論文が4日付電子版で公表される当日、ブラウンさんが彼女に会って論文を見せたところ、「最初はちょっとびっくりして絶句したが、イエスと言ってくれた」という。
論文は、カナダ・アルバータ州の約6800万年前(白亜紀後期)の地層から発見された大型草食恐竜の化石を報告する内容。有名なトリケラトプスと近縁だが、鼻の上の長い角や王冠のような「襟飾り」の構造が独特だとして新属新種に分類し、属名を「レガリケラトプス」と名付けた。
トリケラトプスは鼻の上にある1本の角より、目の上にある2本の角の方が長い。しかし、レガリケラトプスは鼻の上の角の方が長く、角のパターンの進化を解明する重要な手掛かりになるという。