年金情報流出 「竹村」という送信者からウイルスメール【換金くん札幌本店ブログ】
職務怠慢です!
日本年金機構が保有するおよそ125万件の個人情報が流出した問題で、公開しているアドレスに、「竹村」という送信者から、ウイルスメールが送りつけられていたことがわかった。
関係者によると、5月8日に、機構がウェブサイトで公開しているアドレスに送りつけられたウイルスメールは、「竹村」という送信者からで、「厚生年金基金制度の見直しについて(試案)に関する意見」というタイトルのメールが3通あったという。
機構の職員は、メールを開封してしまい、その後、政府の専門機関から厚労省を通じて、不審な通信を検知したとの連絡を受け、「竹村」からのメールを開封してから、およそ4時間半後に、感染したパソコンのケーブルを引き抜いて、通信を遮断したという。
一方、機構を監督する立場の厚労省は、5月8日に連絡を受けていたが、担当係長は、19日まで上司に事態を伝えず、塩崎厚労相に報告が上がったのは、問題発生から20日後の28日だったという。
塩崎厚労相は「報告が上がってなかったということも事実ですので、反省すべきところは、反省しなければいけない」と述べた。
厚労省は、検証委員会を設置し、原因究明を検討することにしている。