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まるで“ロードムービー”の主人公の気分…今話題のキャンピングカーをレンタルしてみた 「換金くん 清田区北野店ブログ」

キャンピングカーが静かなブームだ。業界団体によると、今や国内市場は年間300億円を突破し、保有台数は約8万5000台を超えている。ただ、興味はあるが、いきなり購入するのには抵抗があるという人が多いのも事実。そこで自称キャンパーの記者(39)がキャンピングカーのレンタルを体験した。大型連休、まだ予定が決まっていないという人は参考にぜひ!?

【フォト】今話題のキャンピングカー

 ■仕事帰りにレンタル

 利用したのは、オリックスレンタカーが4月3日から始めたサービス。官庁街ど真ん中の「霞が関ビルディング」(東京都千代田区)に専用カウンターが設置され、サラリーマンが仕事帰りなどにキャンピングカーを借りることができる。

 利用料金(24時間・レギュラーシーズン)は日~木曜なら2万5704円、金・土曜なら2万9376円。7月11日まで20%オフのキャンペーン中だ。

 事前に電話で予約して時間を指定し、カウンターで店舗スタッフと待ち合わせ。必要書類を記入し、キャンピングカーと対面する。

 トヨタ自動車の商用バン「ハイエース」をベースに、架装メーカーが改造したもので「バンコン」と呼ばれるタイプ。大人4人、子供2人が寝ることができる。

 キャンピングカーは、専用シャーシにキャビン部分全てを架装メーカーが製造した海外製の本格的なタイプから、牽引(けんいん)するタイプのものまで種類が豊富。市販のバンなどがベースのバンコンは、就寝スペースや手洗いなど必要な装備に絞られているが、運転しやすく、値段を抑えたタイプもあるため、現在販売が伸びているという。

 スタッフに装備について教わる。座席をフラットにしてベッドを作ったり、寝床になる開閉式のポップアップルーフやキッチン、外部電源の使い方など、真剣に聞いていると30分以上かかった。

 自宅に寄って荷物を積め込む。まだ寒いので、布団や寝袋、お茶や食器などを用意した。早速出発だ。

 あいにくこの日は雨。ただ、この辺りがキャンピングカーのいいところ。キャンプだと、雨が降るとテントを張るのが大変で、断念することが多いが、その心配がない。

 伊豆方面に向かった。駐車する場所さえ見つければ宿泊できる気軽さから、特に目的地を決めなくても旅ができる。

 商用バンなのでサイズの割には運転しやすい。だが走りは遅い。装備類が多く、重いためだろう。高速ではどんどん抜かれ、山越えではトラックと並んで登坂車線の常連になった。

 スピードは脇に置いて、のんびり旅を楽しむ。それがキャンピングカーの醍醐味(だいごみ)だろうか。

 ■キャンピングカーのメッカへ

 宿泊地は、ネットなどで調べ、キャンピングカーの“メッカ”と呼ばれる「道の駅 伊東マリンタウン」(静岡県伊東市)にした。駐車場は無料で、入浴施設などもある。周りにはさまざまなタイプのキャンピングカーが駐車しており、ブームをあらためて実感。ファミリーのほか、ペット連れの中高年夫婦などの姿が目に入った。

 キャンピングカーの宿泊場所は、道の駅のほか、オートキャンプ場、電源が用意されたRVパークなどが一般的のようだ。道の駅は24時間出入りでき、トイレや入浴施設などがあるかが、ポイントになる。ゴミ捨てや騒音などマナーは守りたい。

 重要だと感じたのが、駐車場での位置決め。幹線道路に近いとうるさいが、奥まった場所に行くと、夜間にトイレに行きたくなったときに困る。

 宿泊の準備に入る。雨が降っているのでポップアップルーフの使用は断念した。屋根を上に押し上げるとテントのような形になり、大人2人寝られるスペースができる。子供は「秘密基地」のようだと喜んでいたので残念、次回か。

 通常の車内でも子供2人と大人2人が乗れる設計なので、シートを倒して就寝スペースを作った。ヘッドレストやシートベルトをはずしたり、座席を回転させたり、フラットなベッドにするまで20分以上かかった。事前説明を聞いていなかったら、もっとかかっていただろう。

 水道と流しがあるので歯磨きや洗顔が車内でできるのはうれしい。バッテリーを搭載しており、照明や冷蔵庫などはエンジンを止めても一定の時間は利用できる。ようやく就寝。キャンプの時のテントと違い、車内は思ったより温かい。窓を少し開けて、換気に注意する。

 寝る場所は狭いというほどではないが、広くもないというのが正直な感想。記者も子供も小柄ではないので、ポップアップルーフを使えなかったのは少し痛かった。ただ、家族の一体感は否が応でも高まった(苦笑)。

 せっかくなので朝は道の駅の入浴施設に。こわばった体がほぐれる。朝風呂を楽しむキャンピングカー愛好家は多く、妙に納得した。

 ■レンタル専門業者も続々

 キャンピングカーよりホテルのベッドの方が当然、快適さでは優(まさ)る。ただ、家族を乗せ、見知らぬ道を目的地も決めずキャンピングカーで走っていると、ロードムービーの主人公になったような気分を味わえるといったら、言い過ぎだろうか。

 日本RV協会の白書によると、2013年の国産キャンピングカーの新車総出荷台数は4416台で、総売上金額は前年比9.9%増の309億7912万円と過去最高だった。1000万台以上の高級キャンピングカーが売れる一方、「車中泊」ブームを反映し、低価格帯のタイプも人気という。

 ネットで検索すると、オリックス以外にも、レンタルを行っている専門業者があり、利用者も増えているようだ。

 キャンプ好きはもちろん、いつもと違う旅を味わいたいという人は、次の旅行にキャンピングカーという選択肢を加えても悪くない。

キャンピングカーで旅したらやめれなさそう。
まるで“ロードムービー”の主人公の気分…今話題のキャンピングカーをレンタルしてみた

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