未成年まで食い物… 悪徳ホストクラブ衝撃実態 お気に入りホストに100万円シャンパンタワー【換金くん琴似店ブログ】
千葉県船橋市の野口愛永(まなえ)さん(18)が監禁され、同県芝山町の畑から遺体で見つかった事件は、県警が監禁容疑で逮捕した元同級生の少女(18)との金銭トラブルが引き金になった可能性が高くなってきた。接客業に従事していたほか、あちこちから金を借りるなど金策に走り回っていた野口さん。その背後に、多額のカネを貢がせたホストの存在がささやかれている。
《死ぬ気で働く。Rの笑顔のため。それ以外なにもいらない》
先月中旬、野口さんは自身のツイッターにこう書き込んでいた。
Rは野口さんが入れあげていたホストの名前。本人のものとみられるフェイスブックにも、ホストクラブに通いつめる様子が度々アップされていた。書き込みの内容などから、野口さんは千葉市内にある複数のホストクラブに出入りしていたとみられる。なかでもお気に入りだったのが、前出のRだったようだ。
「野口さんは、このホストのために、100万円かけてグラスをピラミッド状に積み重ねる『シャンパンタワー』をオーダーしたこともあったようだ」(地元関係者)
業界関係者は「シャンパンタワーをするには、安くても40万から50万円程度で、高価なシャンパンを使えば、100万円どころか1000万円近くかかることもある」と説明する。
こうした飲み代を稼ぐため、野口さんは接客業をするほか、「友人らから借金を重ねていた」(先の地元関係者)という。
捜査関係者によると、主犯格の少女との金銭トラブルが原因だったとも伝えられており、ホストへの傾倒が、野口さんの人生の歯車を狂わせた可能性もある。
飲酒を禁じられている未成年に酒を振る舞い、法外な料金を巻き上げる…。ホスト業界では、こんな違法状態がまかり通っているのか。
東京・新宿の歌舞伎町でホストクラブを経営する男性は、「歌舞伎町では、路上での客引きが条例で禁止されるなど、業界への警察の締め付けが厳しくなっている。未成年の客を入れていることがバレたらすぐに営業許可を取り消される。こんなご時世で、18歳の子にシャンパンタワーなんてやらせる店なんて都内にはない」と明かす。
環境の変化や、世間からの風当たりが強まっていることもあり、ここ数年、ホスト業界全体に不況風が吹いている。
ただ、そのことが悪徳ホストクラブを生み出す要因にもなっているという。
「今は8割のホストが食えていない。そんな中で、なりふり構わずに利益を上げようとする悪質な業者がいる。1~2年の短い周期でボルだけボッて店を潰し、看板をすげ替えて、タチの悪い営業を繰り返したりしている。地方のホストクラブや、カジュアルな営業スタイルを取る『メンキャバ』(女性を対象にするキャバクラ)業界でこの傾向が強い」(先の経営者の男性)
事件は、未成年の少女までも食い物にする悪徳ホストクラブの存在をも浮き彫りにしようとしている。
うーん…別にホストを擁護するつもりはないけど、好きで貢いでるんだから別に外野がごちゃごちゃ言うこともないと思うんだけど…
まあ殺人事件にまで発展しちゃあそうも言ってられないのか。