王に並んだ!楽天・松井稼、歴代7位の171度目猛打賞 【換金くん琴似店ブログ】
(パ・リーグ、楽天7-1ロッテ、3回戦、楽天2勝1敗、24日、コボスタ宮城)スピードスターは健在だ。1番・松井稼が一回、俊足を生かして遊撃内野安打を放つと、すかさず二盗。日米通算450個目の盗塁を決めた。
「年を取って走らなくなったら自分じゃない。現役をやっている間は、すべてが通過点。僕は走ってリズムを作る選手。走ることでアピールしてきた。1個でも多く(記録を)伸ばしたい」
日本通算では350盗塁まであと「2」。西武時代に3度の盗塁王に輝いた男はかつて、小坂誠(元ロッテ)や村松有人(元ダイエー)、イチロー(マーリンズ)らとタイトルを争った。
走るだけではなく、打ってもすごい。4打数3安打1打点で、猛打賞は通算171度目。王貞治(元巨人)に並ぶ、プロ野球歴代7位となった。
「シーズン50盗塁以上する人たちがいて、刺激になっていた」と振り返る松井稼は、10月に40歳を迎えるが、体脂肪率は10%前後をキープ。若手もうらやむ肉体の持ち主だ。衰えは感じられない。まだまだ、球史に名前を残しそうな勢いだ。