女子校に男子1人、天国か地獄か【換金くん札幌本店ブログ】
自分が通う学校が、自分以外すべて女子だったら…。男子だったら誰しも一度は夢想してしまうシチュエーションだが、東北地方の高校で実現し、これは天国なのか地獄なのかと、ネットで議論になっている。
山形県立鶴岡北高校は、明治30(1897)年に山形県初の公立女学校として設立され、1952(昭和27)年以降、制度上は男子も入学できたものの、歴史的経緯もあり、117年間、事実上の女子校となっていた。しかし、これまで蓄積してきた教育資産を男子にも提供してほしいという地域からの要請により、2015年度の入学に向けて積極的に男子生徒の募集を実施。4月8日に入学式が行われ、男子生徒1人を含む160人の新入生が高校生活をスタートさせた。
この“設定”は、男性ネットユーザーの妄想をかき立てた。ツイッターには、
「羨ましい、実に羨ましい、実に実に羨ましい!」
「なんだこのリアルハーレムは」
「学校に男子1人…こんな学校で青春時代送りたかった…」と、男子生徒を羨む声があがったが、
「1人とか・・・頑張れとしか言えないw」
「彼を勇者と呼ばずして誰を呼ぶと言うのだ」
「全くの空気扱いなんだろうな~たった一人の男子」など、この状況を“地獄”ととらえる人も多数登場。憧れのシチュエーションかと思いきや、全体的には「キツい」と感じる人の方が多いようだ。
ちなみに、アイドルグループ「乃木坂46」が昨年発売したシングル「何度目の青空か?」のミュージックビデオは、まさに鶴岡北高校と同じ設定だ。冒頭、男子が自分1人であることを他校の友人に告げた男子生徒は、友人の「最高じゃん!」という感想に対し「最悪だよ」と吐き捨て、居たたまれない生活を送るが、徐々にクラスに馴染んでいき、最終的には学園ライフを満喫する様子が描かれている。
勇気をもって元女子校に飛び込んだたった1人の男子生徒には、ぜひともこのPVのようなリア充生活を過ごしていただきたいものだ。
(R25編集部)
この男子生徒は…中学でめちゃくちゃ虐められていた、とか、実は性同一性障害とかあるんじゃないかな?
正直、15歳くらいのときにまわりに同性の友人がいないってかなりキツイでしょ。