スーパーファミコン世代の名作RPG5選 【換金くん札幌本店ブログ】
高い人気と知名度を誇るRPGシリーズといえば、『ファイナルファンタジー』と『ドラゴンクエスト』でしょう。しかし、こうした人気の二大シリーズ以外にも、若い世代にぜひお薦めしたいRPGがあるのです。今回は、大学生の皆さんが幼かったころのスーパーファミコンやプレイステーション時代に発売された、「ぜひ知っておいてほしい名作RPG」を紹介します。
●『ライブ・ア・ライブ』スクウェア(現:スクウェア・エニックス)
まずは1994年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『ライブ・ア・ライブ』です。30歳前後の人にはもはやおなじみの名作ですが、若い世代には知らない人も多いでしょう。プレーヤーは時代、主人公が異なる7つのシナリオをクリアしていきます。シナリオを全てクリアすると8つ目のシナリオが登場し、物語は大きく進むことになります。
今から20年ほど前のゲームなので、グラフィックはスマホゲーム以下ですが、よく練られたシナリオ、そしてシナリオごとの「やり込み要素」は、今プレーしても楽しめます。また、とあるシナリオの「まさかの展開」は一度体験してほしいものです。
●『エストポリス伝記II』タイトー
1995年にスーパーファミコン用として発売されたRPG。1993年発売の『エストポリス伝記』のシリーズ2作目に当たり、本作は1作目から100年前の世界が舞台です。エンカウント式のオーソドックスなRPGで、全体的に難易度も低め。ストーリーも「予言に選ばれし主人公が世界を救う」というありふれたものです。しかし、今でも多くのファンがいるのは豊富な「やり込み要素」。特にランダム生成の「いにしえの洞窟」は評判が高いポイントでした。
また、名曲ぞろいといわれているBGMも注目。通常戦闘曲は一度聞けば「心の名戦闘BGMトップ10」に入ること間違いなしだと思います。シリーズ2作目ですが、本作だけをプレーしても十分に楽しめます。古き良き正統派のRPGを楽しみたい人にお薦め。
●『ベイグラントストーリー』スクウェア(現:スクウェア・エニックス)
2000年に発売されたPlayStation用ソフト。RPGですが、戦闘時はコマンドを選択して狙う箇所を選ぶなど、独特の操作性でした。ある騒動の犯人を追って、「レアモンデ」と呼ばれる地下迷宮に突入した腕利きの治安維持騎士団員が、1週間後に殺人を犯し逃走……。プレーヤーは地下迷宮に突入直後の治安維持騎士団員を操作し、一部始終を追体験することになります。
映画を思わせるようなカメラ割りや壮大なシナリオだけでなく、使い込むごとに強くなる武器など、やり込み要素も満載。飽きないゲームでした。ちなみに、PlayStation用ソフトとして唯一、某ゲーム雑誌の満点評価を受けた作品でもあります。
●『リンダキューブアゲイン』ソニー・コンピュータエンタテインメント
1997年発売のPlayStation用ソフト。元々は1995年にNECホームエレクトロニクスから発売されたもので、本作はリメークに当たります。主人公は、8年後に崩壊することが決まっている「ネオ・ケニア」という惑星に住む少年。崩壊までにできるだけ多くの動物を集めて宇宙船に乗せ、脱出しないといけません。プレーヤーは主人公たちを操り、奇妙な姿の動物を倒しながら収集を進めます。
このゲームにRPGにおなじみの「悪」は存在しません。とにかく動物を捕獲します。ただ、捕獲方法や出現方法が数多くあり、やり込むことができました。ちょっと「頭のネジがぶっ飛んでいる」登場人物たちも注目。ややマニアックなゲームですが、間違いなく名作の一本です。
●『ワイルドアームズ』ソニー・コンピュータエンタテインメント
1996年に発売されたPlayStation用ソフトです。おなじみの「見下ろし方」のRPGで、戦闘もシンプルかつオーソドックスなコマンド選択式。ストーリーも「世界を滅ぼそうとする魔族を倒すため、主人公たちが立ち上がる!」という、まさに正統派といえる作品でした。当時はPlayStationの性能を生かしたポリゴン特盛りのゲームが多く、本作もポリゴンを駆使しています。今見るとかなり厳しいものですが……。
グラフィックはともかく、西部劇の要素をうまく取り入れた世界観やシナリオ、また程よい謎解き要素も高い評価を得ました。全体的に粗削りですが、スーパーファミコンとPlayStationのRPGの「良いところ」をうまく融合させた名作でした。
ちなみに、後にリメーク作もPlayStation2用ソフトとして発売されました。
挙げればキリがありませんが、今回はこの5つをピックアップしてご紹介しました。気になるゲームがあれば、ぜひプレーしてみてください。
(中田ボンベ@dcp)
僕はここであえて摩訶摩訶を押そうと思います。