大塚家具、きょう注目の株主総会 委任状争奪戦、最後の説得続く
どうなるんでしょうか。。。
家具大手の大塚家具は27日午前、東京都内で定時株主総会を開く。焦点は取締役に大塚久美子社長を選び、父親で創業者の勝久会長を外す「会社提案」と、勝久氏を選び久美子氏を外す「株主提案」のどちらが可決されるか。両氏は支持を求めて激しい「委任状争奪戦(プロキシファイト)」を繰り広げ、26日も株主に対し、最後の説得を続けた。
久美子氏は、米投資ファンドと創業家の資産管理会社を押さえ、約2割の議決権を確保している。世界的な議決権行使助言会社2社が支持を表明したことも、後押しになっている。
勝久氏は、自身や親族の持つ議決権が約2割。25日には、主要取引先で大塚家具株約3%を保有する大株主フランスベッドから、会長支持の委任状を受け取ったと発表した。
両氏は「固定票」を足がかりに、国内機関投資家や個人株主を取り込むため説得を行ってきた。総会で選任された方は、終了後に開催される取締役会を経て正式に社長に就任する。