ブラックボックスから「声が聞こえた」 独機墜落調査
早く公表してほしいです。
フランス南東部の山中に、ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機が墜落した事故で、オランド仏大統領は25日、捜索拠点で会見を開き、「(乗客乗員の全員に当たる)150人が死亡した」と述べた。仏事故調査当局は25日、回収された事故機の記録装置ブラックボックスから音声データの取り出しに成功し、「声が聞こえた」と明かした。その中身は公表しなかった。
オランド大統領は、ドイツのメルケル首相、スペインのラホイ首相と共に会見に臨んだ。オランド氏は、生存者はいなかったとの見方を示すと共に、遺族の支援や事故原因の解明に全力をあげる考えを示した。
仏事故調査当局は25日夕に会見を開いた。ブラックボックスは激しく損傷していたものの、内部に記録された音声データの取り出しに成功したという。コックピット内の声とみられる。詳細な解析には、時間がかかるとし、中身は明かさなかった。また、機体はかなりの高速で衝突したとみられる、と説明した。