【日本ハム】大谷、開幕カード二刀流再考…体調不良問題視

日本ハムの栗山英樹監督（５３）が１９日、大谷翔平投手（２０）の二刀流起用法を再構築する考えを明かした。大谷は風邪のため、１７日の広島とのオープン戦（札幌Ｄ）を欠場。２７日の楽天戦（札幌Ｄ）での開幕投手へ支障は出なかったが、指揮官は体調を崩したことを問題視。二刀流は体の負担が大きいだけに、離脱の心配のない起用法を模索する。

　当初は開幕戦に先発後、２９日の第３戦にはＤＨでスタメン起用し、開幕カードから二刀流に臨む方針だった。だがオープン戦のここ２試合は、ともに制球難で本来の投球からは程遠い状態だ。「いろんなバージョンを考えている。もちろん投手優先で。野手は大丈夫。もともと打撃で試合に出る調整をしていない中で、ここまでやってきたわけだから」と指揮官。開幕までは投手業に専念させる意向だ。

　チームは２０日の巨人とのオープン戦（東京Ｄ）に向け、新千歳空港から空路で移動。大谷は２１日の同カードで、先発として３イニングをメドに投げる。背番号１１は「特に体の重さもない。結果的に開幕戦で抑えられるように。それに必要な準備をしたい」と前を向いた。（小谷　真弥）

重要な戦力なので、無理はしないで欲しいです。
【日本ハム】大谷、開幕カード二刀流再考…体調不良問題視