米アマゾン、商売敵サイトに出店=業績不振で苦肉の策―中国
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【上海時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが、中国の電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)集団が経営するネット通販サイト「天猫商城(Tモール)」に出店したことが6日分かった。アマゾンは中国で、自らのサイトでもネット通販を展開しており、商売敵のサイトへの出店に驚きが広がっている。
アマゾンがTモールで販売するのは輸入品。現在、食品と女性靴、玩具、台所用品の4品目を扱っている。配送とアフターサービスなどはアマゾンの中国法人が受け持つ。
アマゾンは2004年に、既存のネット通販会社を買収する形で中国に進出。独自の配送網などをつくったが、14年の市場シェアは2%に満たず、苦戦している。
競合サイトへの出店で自社サイトに悪影響が出ることも予想されるが、圧倒的なシェアを握る天猫の力を借りて、取扱額を増やす苦肉の策とみられている。