反省しきりも日本ハム・佑やっぱりすごいヤ 昨季12球団最強の燕打線から称賛の嵐
日本ハム・斎藤佑樹投手(26)が22日、沖縄・浦添で行われたヤクルトとのオープン戦に5回から3番手で登板。先発ローテ入りへ結果がほしかったマウンドで4回2失点。“一発快投”とはならなかったが、対戦相手からは称賛の声があがった。
「点を取られてしまったので、反省しないと。課題は結果を出すこと。それ以外にない」
熱投を振り返る表情は険しかった。8日の紅白戦では2回1失点、14日のDeNAとの練習試合でも3回2失点と、これまでの実戦2試合でいずれも失点。この日も6回に連続で与えた四球から内野ゴロの間に1点を失うと、8回には暴投の間に二走に生還された。
先発ローテ争いでは開幕投手に決定した大谷をはじめメンドーサ、上沢、中村勝、武田勝、浦野、木佐貫と頭数が多く後れを取っている。さらに、この日の自滅気味のマウンドで崖っぷちに追い込まれた感があるが、意外にも相手ベンチからは高い評価の声が聞こえてくるのだ。
この日4番に座った雄平は「本当によかったですよ」と脱帽気味。「直球も変化球もしっかり腕を振って投げ込んでくる。あれをやられると打者は本当にイヤ。抜き気味のスライダーには何人もタイミングを外されています。リリースまで区別が付かないから、体が前に突っ込んでしまうんですよ」。右腕が持つ本来の技術を取り戻しつつあるという。
昨季は12球団NO・1の667得点を記録した燕打線を指導する、杉村打撃コーチも高評価だ。
「右打者の胸元にシュートを投げて体を起こし、抜いたスライダーは低めにきていた。高低がしっかり使えていた。投球の幅が広がったという印象。先発としてやれるかどうか? オレはいけると思う」と話した。
日本ハム・栗山監督も6人の先発ローテに「もう少し悩みます。競争は続く」とうれしい悲鳴。佑ちゃんの復活が楽しみになってきた。 (片岡将)
中々順調にきてるようですが、何より今年は結果を求められると思うので頑張って欲しいです。
反省しきりも日本ハム・佑やっぱりすごいヤ 昨季12球団最強の燕打線から称賛の嵐