首相と前原氏、ヤジ巡り泥仕合…委員長が両成敗
20日の衆院予算委員会の冒頭、安倍首相による前日の不規則発言を巡り、首相と民主党の前原誠司氏が激しく言い合う場面があった。
首相は19日の衆院予算委で、西川農相が国の補助金受給企業の関連団体から献金を受け取っていた問題を民主党議員が追及した際「日教組はどうするんだよ」とヤジを飛ばしていた。
20日の予算委では前原氏が、これを「閣僚席からヤジを飛ばすのは極めて品位に欠ける」と批判。首相は「今後、静かな討論に心がけたい」などと釈明した。
しかし、前原氏からさらに反省を求められると、首相は納得がいかなかったのか、過去に自民党が国会で追及した、民主党議員と日教組との関係に、西川氏の事例は類似していると説明してみせた。
これに前原氏が「(首相は)反省しない、素直でない、器量が小さい」などと反発し、議場が騒然となったことから、大島理森委員長が「権威ある予算委で実りある議論をするため、お互いに注意しよう」と呼びかけ、場を収めた。
一方、20日の衆院議院運営委員会理事会では、共産党による17日の衆院本会議での代表質問中「さすがテロ政党」とヤジを飛ばした自民党の山田賢司氏を、厳重注意としたことが報告された。山田氏は19日、共産党を訪れ発言を撤回、謝罪している。
はあ・・・そんなことよりも、もっと真剣に議論しなきゃならない事が沢山あるでしょうに・・・
首相と前原氏、ヤジ巡り泥仕合…委員長が両成敗