東京の積雪予想 7割的中せず
今から2年前の2月、当時の東京都知事だった猪瀬氏が東京の雪予報が外れたことに対して、「責任を追及します。狼少年は許さない。」とコメントし、物議を醸しだしたことがありました。
当時を振り返ると、気象庁は前日に、東京23区で10センチの降雪が見込まれるとして、大雪に対して十分な注意を呼びかけました。JR各線は大雪によるダイヤ乱れを回避するため、当日の朝は通常よりも少ない運転本数で対応、各ターミナル駅は大変な混雑で、ダイヤは大混乱、一時騒然とした雰囲気に包まれました。結果的に、東京都心では雪は降ったものの、積雪には至らず、大雪予報は空振りに終わりました。実は、気象庁が雪予想を外したのはこのときだけではなく、半月ほど前の成人の日(1月14日)にも大雪を見逃すという失態を演じていたのです。猪瀬氏の発言はともかくとして、気象庁が2度続けて雪予想を外したことにうんざりとした人も多かったと思います。
東京の積雪予報 7割的中せず
それでは、東京の積雪予報はどのくらい的中しているのでしょうか?
2013年以降、東京23区で積雪が予想された10事例を元に、検証してみました。積雪の予想は前日夕方の大雪情報です。
北海道よりむずかしいですよね・・
東京の積雪予想 7割的中せず