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外食業界の明暗くっきり ココイチ、吉野家、サイゼリヤなど活況 マックやすき家は不振続く

今年はどうなるかな・・・

大手外食の業績が二極分化している。日本マクドナルドや「すき家」の不振が続く一方で、吉野家、壱番屋、サイゼリヤなどは売り上げや利益を大きく伸ばしている。実際に各社の店舗をみても、勢いの違いは客足の差にはっきり出ており、この構図はしばらく続きそうだ。

 今年に入り、外食大手の業績や販売が好調という発表が相次いでいる。「円安で食材調達費が高騰、コンビニとの競争も厳しい」(サイゼリヤなど)という声が強いなか、新メニューやサービス向上などで、売り上げを伸ばしている。

 通称「ココイチ」の名前で人気のカレー店チェーン「壱番屋」の今5月期の昨年11月中間決算は増収増益で、最終利益は51.9%の大幅増。「チキンと夏野菜カレー」「手仕込ささみカツカレー」がともに200万食を突破するなど、期間限定メニューが奏功。一方では地域・店舗別メニューも投入し、中には「濃厚 甘くて辛いカレー」のように、大阪府限定から全国メニューに昇格したものも出ている。

 顧客サービスの一環として店舗改装をほぼ終えたが、電源コンセントや無線LAN環境を整えるなどモバイル機器ユーザーに配慮した店づくりを実施。中には喫茶店さながらにコミック本を置くファンサービスも一部店舗で試みている。

 吉野家ホールディングス(HD)の昨年3-11月期決算は4%の増収で、最終損益も4億7800万円の黒字に転換した。牛丼などを昨年4月と12月に2回値上げしたが、予想よりも客足に与える影響は小さかったという。10月末発売の「牛すき鍋膳」は500万食を突破し好調。吉野家以外の「はなまる」「どん」「京樽」も営業黒字となり、脇を支えた。

 低料金が人気のイタリア料理チェーン、サイゼリヤも、今8月期の昨年9-11月期は、増収で最終利益は9億円と倍増させた。長崎ちゃんぽんのリンガーハットも今2月期の3-11月期は増収増益だった。ともに小刻みな新メニューの投入で常連客にも飽きられないような努力をしている。また「すかいらーく」が発表した昨年12月のファミリーレストラン「ガスト」の既存店売上高は3.4%増。昨年4月の消費税増税後は一進一退だったが、10月以降は3カ月連続で前年超えした。

 対照的に、日本マクドナルドやゼンショー傘下の牛丼チェーン「すき家」は不振が続く。マックの全店売上高は昨年2月以降11カ月連続で前年割れ。一昨年からの販売不振に加えて、昨年7月下旬には中国委託先工場での期限切れ鶏肉問題が発覚して翌8月には25.7%も落ち込んだ。回復が期待された12月には人気商品のポテトで原料調達が不足し販売に制限がかかり、下げ幅は再び20%を超えた。今年に入って異物混入という新しい問題も相次ぎ起きている。消費者の信頼を失うトラブルやミスが相次ぎ、回復には時間がかかりそうだ。

 ゼンショーHD傘下の牛丼チェーン店「すき家」は、いわゆるブラック勤務問題を受けて、10月から深夜の1人勤務を取りやめた。増員できない約6割の店舗は深夜営業を中止、閉店した店もある。全店売上高は4-9月平均で3.1%減。10月と11月は下げ幅が7%超へと拡大、12月も4%減だった。

 「餃子の王将」を展開する王将フードサービスも、直営店既存店売上高が昨年6月以降は7カ月連続で前年割れしている。10月値上げの影響もある。業界団体の日本フードサービス協会によると、全店売上高は、6月から10月まで前年割れしたが、11月にはプラスに転じた。マックなどの影響が大きいことは明白だが、最近は業態ごと、会社ごとに動向がまちまちという。「消費税増税の影響は小さいはずだが、特に秋以降は業況感がわかりにくい」(事務局)という。各社とも”自力本願”の状態がしばらく続きそうだ。

外食業界の明暗くっきり ココイチ、吉野家、サイゼリヤなど活況 マックやすき家は不振続く

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