意識高い系ワード乱発男に、丸の内OLからダメだしの声
頭よさげな言葉や、やる気に満ちた言葉で自分を過剰演出することでしばしば揶揄される「意識高い系」。彼らの同じ言葉を聞いても、自分の年齢、相手との年齢差、性別や職業は何なのか、などで評価が変わってくるのではないだろうか。新橋、丸の内、学生街で街頭調査してみた
◆世代や属性で不愉快に差は出るのか?~OL編~
OLも、サラリーマン同様、意識高い系に対して否定的な意見が多かったが、その言葉はより辛辣だ。「意識高い系は社会人版中二病。年食っているだけに訂正しづらくて厄介」(26歳)、「不細工なヤツや仕事できないヤツが使うのは許せない」(28歳)と容赦ない。
また、「人脈つくらなきゃ、と張り切っていた男がいたけど、結局その人脈で何も成し遂げてなくて、最終的には痛々しく思えた」(26歳)、「社会に出たこともない学生が意識高い感じで語ったり、SNSに投稿してたりするのを見ると痛ましい気持ちになる」(25歳)と、腹が立つのを通り越して哀れみの目で見ている回答も多かった。
「誰なら許せるか?」と聞いてみると、「外資系企業の人みたいに本当に仕事で使ってそうな人や成功者が使う分にはOK」(29歳)と、サラリーマン同様、実績が伴っているか否かが判断ポイントとなるようだ。
「頭がいい人は相手にわかるように噛み砕いて話ができるはずなので、横文字を連呼している人のほうがむしろ仕事できなそう」(25歳)
難しい言葉を使っても相手が理解できなければ意味がないというのはごもっとも。同世代の男性よりも女性のほうが、意識高い系をよりシビアな目で分析しているようだ。
実際に知人に数人いるけど…例外なく一緒にいると疲れる。