錦織、ダブルスも初Vならず…全豪に向けて収穫も
惜しかったですね!
テニスツアーのブリスベン国際最終日は11日、オーストラリアのブリスベンで行われ、男子ダブルス決勝で錦織圭(25=日清食品)、アレクサンドル・ドルゴポロフ(26=ウクライナ)組はジェイミー・マレー(28=スコットランド)、ジョン・ピアース(26=オーストラリア)組に3―6、6―7で敗れ、準優勝に終わった。
第1セット、ゲームカウント3―4からサービスゲームをブレークされ、続く第9ゲームをマレー・ピアース組にキープされて、このセットを失ってしまう。第2セットは互いにサービスゲームをキープしてタイブレークに突入。いきなり3ポイントを連取され、7―4で落とした。
「決勝というのもあって勝ちたい思いが出てきて、緊張した。相手のサーブが良かった。チャンスはあったと思うが、相手がうまかった」と錦織。
世界ランキング5位の錦織は、シングルス準決勝で大接戦の末に同8位のミロシュ・ラオニッチ(24=カナダ)に惜敗して大会初優勝を逃し、ダブルスでも初タイトル獲得とはならなかった。それでも「シングルスのための」と位置づけたダブルスでツアー初の決勝進出を果たすなど、19日開幕の全豪オープンに向けて収穫の大きな大会となった。