ラブミーチャンの調教師、馬に蹴られ?死去
非常に残念です。。。
2009、12年のNAR(地方競馬全国協会)年度代表馬ラブミーチャン(牝8歳)を育てた公営・笠松競馬の調教師、柳江仁(やなえ・ひとし)氏が1日、死去した。59歳だった。死因は公表されていない。通夜は3日午後6時、告別式は4日午後0時、岐阜県岐阜市六条江東3の4、六条岐阜斎場で。喪主は妻、さつきさん。
関係者によると、柳江氏は昨年12月半ばに厩舎で倒れているのが発見されて入院。意識不明の重体だった。原因ははっきり分かっていないが、頭蓋骨を骨折しており、馬に頭部を蹴られたとみられている。入院後、脳が腫れている状態で根本的な治療を施すことができなかったといい、容体が快方に向かうことはなかった。
柳江氏はラブミーチャンで交流GI全日本2歳優駿をはじめ、兵庫ジュニアグランプリ、東京盃(以上交流GII)、東京スプリント、クラスターC(以上交流GIII)などを制している。
ラブミーチャンの馬主で、サンケイスポーツの連載「やさしい競馬開運学」でおなじみのDr.コパこと小林祥晃氏(67)は「昨年の暮れに入院したと聞いていました。回復を祈っていたのですが…。ラブミーチャンで大きな夢を見させてもらい、感謝の言葉しかありません。春に生まれるラブミーチャンの子供を先生と一緒に見に行けないのがとても残念です」と、早すぎる死を惜しんだ。
■柳江 仁(やなえ・ひとし)
1955(昭和30)年6月27日生まれ。笠松競馬場所属。85年4月2日に調教師として管理馬を初出走させて以来、9476戦1668勝(うち中央65戦1勝)。重賞はラブミーチャンでの交流GI全日本2歳優駿など42勝。NARグランプリ殊勲調教師賞を09年に受賞している。