北海道日本海側 あす12日にかけて猛吹雪、高波に警戒
猛吹雪嫌ですね！
急速に発達する低気圧の影響により、北海道の日本海側では、今夜はじめ頃からあす明け方にかけて、大荒れの天気となる見込み。暴風、高波、猛吹雪や吹きだまりによる交通機関の乱れに警戒が必要だ。
北海道付近は、低気圧が日本海で急速に発達しながら近づき、今夜には宗谷海峡付近に達する見込みだ。
気象庁はきょう夕方までに、宗谷北部と利尻・礼文に「暴風雪警報」と「波浪警報」を発表する予定。留萌地方ではきょう昼前に、「暴風・波浪警報」を発表する予定で、今夜には「暴風雪・波浪警報」に切り替える可能性がある。宗谷北部と利尻・礼文、留萌地方では、南東の風がきょう夕方以降、北西の風に変わって急激に強くなり、ともに雪を伴って暴風雪となる可能性がある。このため、海は大しけとなり、暴風、高波、猛吹雪や吹きだまりによる交通機関の乱れに警戒が必要だ。
＜風・波・雪の予想＞
今夜からあす朝までに予想される最大瞬間風速は、宗谷北部、利尻・礼文、留萌地方で35メートル。予想される波の高さは6メートルの見込み。また、上川・留萌地方では、大雪や吹雪、吹きだまりによる交通機関の乱れや、なだれ、湿り雪による電線着雪にも注意が必要だ。あす朝までの24時間に予想される降雪量は、上川・留萌地方で40センチ。
あす12日は、はじめ強い冬型の気圧配置となるが、次第に緩む見込み。