ＦＡ大引、ヤクルトへの移籍が決定的「２、３日中に結論出す」

日本ハムから国内フリーエージェント（ＦＡ）宣言した大引啓次内野手（３０）のヤクルトへの移籍が１６日、決定的になった。１３日のヤクルトに続き、１５日にはオリックスと交渉していたことが判明し、この日は楽天とも交渉。強い在京希望もあり、年俸総額３億円の３年契約と背番号１を提示したヤクルト入りを決断する見通しで「２、３日中に結論を出したい」と話した。

　いよいよ「ツバメの大引」が誕生する。１５日に東京都内でオリックスと交渉していたことが明らかになり、この日は楽天とも都内のホテルで約２時間、交渉。獲得を希望する全３球団とのＦＡ交渉を終えた大引の、ヤクルト移籍が決定的になった。

　各球団から示された条件面などをあらためて吟味。強い在京志向に加えて、「数年後に優勝できるチーム」という条件にかなう若さや可能性を秘めたヤクルトを選んだもようだ。

　ヤクルトはオリックス、楽天に先駆けて、交渉解禁初日の１３日午前に一番乗りで交渉した。松山秋季キャンプで指揮を執っていた真中監督も空路、駆けつけて熱烈ラブコール。年俸総額３億円の３年契約と、若松勉氏（サンケイスポーツ専属評論家）や、ロイヤルズからＦＡの青木も背負った『ミスタースワローズ』の象徴である「背番号１」を提示して伝えた熱意が実った格好だ。

　楽天との交渉後、「体が３つあったら、３つとも行きたいけれど、決断しないといけないので、２、３日中には結論を出したい」と語った大引は、一両日中にもヤクルト入りを表明する見通し。正遊撃手に、と期待する真中監督の願いがかない、センターラインの強化が実現しそうだ。

やっぱり日ハムには残ってくれないんですね・・・
ＦＡ大引、ヤクルトへの移籍が決定的「２、３日中に結論出す」