【侍ジャパン】4番・中田以外は守備、打順も日替わり!小久保監督明言
「2014 SUZUKI 日米野球」(12日開幕)に臨む侍ジャパンは9日、ヤフオクDで全体練習を行った。小久保裕紀監督(43)は、17年WBCに向けた定位置争いが始まると宣言。今大会では「4番・中田」以外は攻守ともに陣容を固定せず、競争心をあおる考えだ。また坂本勇人内野手(25)は稲葉打撃コーチから貴重なアドバイスをもらった。10日はソフトバンク・日本ハム連合チームとの壮行試合が行われる。
投内連係の練習中のことだ。二塁が本職の山田が一塁と三塁を守った。続くバントシフトの練習で、ようやく二塁を守った。「普段守っていないところを守ってもらう可能性のある選手は明日(10日)、試そうと思っている」と小久保監督が説明した。
練習後、指揮官は対ソフトバンク・日本ハム連合戦のスタメンを明かした。今大会を通じて「4番・中田は外れません」と断言。そして「明日のスタメンは言えますが、毎回聞かないでくださいね。僕も直前まで悩むと思う」と付け加えた。守備位置、打順ともに、全選手に幅広くチャンスを与えて動きをチェックする。
日米野球はWBCに向けた強化試合と位置づけている。「国際大会で自分の力を発揮できるかできないかはこれからスタートする。それも全部、(今後の選考の)尺度に入ってくる」。初選出の若手も多く、外国人選手にどれだけ対抗できるかは未知数。10日の壮行試合では、まずは野手を全員起用して、状態を整えさせる。
中田は一塁と左翼を守るが、10日はまずは左翼で出場する。セ最多安打の山田は松田の後を受けて三塁で途中出場する。伸び盛りの選手でもスタメンは確約せず、チームのために複数ポジションを守らせる。競争の中で個々がレベルを上げれば、起用のバリエーションも増えていく。
クローザーも競争だ。今大会、リリーフ投手としての招集は高橋と西野だけ。「彼らのどちらかが最後を締めることにはなるが、どちらかに(抑えを決める)というのは今回はしない。代表初選出でいきなり締めるというのは大変だから」。相手打順の並びを見て起用するが、力を発揮すれば定位置確保に近づく。次回WBCに向けて、チーム全員がしのぎを削りながら、最強の侍ジャパンを作り上げる。(高田 健介)
どうも野球の日本代表ってサッカーの日本代表に比べると、選ばれたい!!って気持ちが感じられないような気がします・・・
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