ヤクルト、“名手”大引獲りへ!成瀬に続き遊撃もFA補強
ヤクルトがフリーエージェント(FA)権を持つ日本ハム・大引啓次内野手(30)の獲得調査を行っていることが2日、分かった。複数の関係者によると、大引がFA権を行使する意思を固めたことが判明。遊撃手を補強ポイントの一つに挙げるヤクルトが、2012年にパ・リーグ最高守備率(.987)を誇った“名手”の獲得に乗り出す。
2年連続最下位からの逆襲へ、ヤクルトが日本ハム・大引に白羽の矢を立てた。
「遊撃手は補強ポイント。大引のリーダーシップも買っている」と球団関係者が明言した。
遊撃手は投手陣と並ぶウイークポイント。今季は森岡や谷内、荒木ら6人が遊撃を守り、最多出場は森岡の86試合。二塁・山田と三塁・川端がレギュラーに定着したが、遊撃手は完全に固定できなかった。
そこで大引の獲得調査に乗り出す。堅実な遊撃守備には定評があり、プロ8年目の今季は自己最多の132試合に出場して9失策。2012年にはパ・リーグ最高の守備率(・987)をマークした。日本ハムでは移籍2年目ながら主将を務めた人格者でもある。複数の関係者によると、大引は既にFA権を行使する意思を固めており、今後は球団と話し合いを持ち、意思を伝えた上で正式表明する見通しだ。
今季年俸は7000万円でBランク(補償は年俸の60%または人的補償1人+年俸の40%)。FA権の行使を宣言しているロッテ・成瀬に続く補強の目玉として、大引の動向にも注目していく。
ちょっとこれはハムファンとして困ります・・・
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