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米無人ロケット爆発でISS影響大 旧式エンジンのコスト削減裏目

■生命線の物資輸送、脆弱さ露呈

 事故が起きたアンタレスは打ち上げ直後に爆発したことから、第1段エンジンの異常が原因だった可能性が高い。エンジンは安価な旧式で、米国の民間活用に伴うコスト削減策が裏目に出たとの見方もある。

 このエンジンは約40年前に旧ソ連で製造されたとみられ、米国企業が輸入、改修して搭載された。日本の宇宙関係者は「NASAは開発段階でコスト削減を強く求めており、安価な旧式エンジンを採用せざるを得なかった。費用を抑えるため点検項目を絞ったことが影響した可能性もある」と話す。

 性能面の評価は高かったが、今年5月には同型エンジンが地上の燃焼試験に失敗しており、この際の原因究明が不十分だった可能性を指摘する声も出ている。

 ISSの運用にも暗い影を落とした。食料や実験材料を運ぶ無人補給機は日米欧露の計5機種が運用されてきた。このうちアンタレスが打ち上げるシグナスは、今回の事故で中断を余儀なくされる。ISSには半年分の食料が備蓄されており、当面は問題ないが、シグナスの休止が長期化すれば輸送計画は大幅な見直しを迫られ、運用に影響が生じかねない。

 ISSの無人補給機はロシアのプログレスも2011年に打ち上げに失敗しており、米露双方が輸送にリスクを抱えていることが浮き彫りになった。

 こうした中、日本の補給機「こうのとり」は大型物資を運ぶ唯一の手段として存在感を増しており、シグナスの休止で積み荷や打ち上げ回数の増加を求められる可能性もある。

 ただ、政府はISS計画の費用対効果を厳しく問う姿勢を強めており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の関係者は「こうのとりの活躍が増えれば、費用ばかり増えるとの批判が強まるのでは」と懸念する。

 米国は今年1月、ISSの運用期限を従来の2020年から24年に延長することを各国に提案したが、まだ正式同意した国はない。生命線である物資輸送の脆弱(ぜいじゃく)さが露呈したことで、運用延長には慎重論が強まる可能性もあり、無人補給機はISSのアキレス腱(けん)になりそうだ。

アメリカにとっても相当な痛手だろうなぁ 北朝鮮なら責任者は粛清だね
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