捜索活動、雨で中止=山中に依然安否不明者―土石流警戒強める・御嶽山噴火
雨で中止ですか。。残念です。
長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や消防、自衛隊は3日午前、雨のため、同日の捜索活動を中止することを決めた。長野県警は、いまだに複数の登山者が山中に取り残されている可能性が高いとみている。台風18号も接近しており、地元の同県木曽町役場などは土石流に対する警戒を強めている。
これまでに発見された47人は全員が搬送され、死亡が確認されている。同県警によると、噴火が起きた9月27日に入山予定としていた登山届は303人分あり、うち5人の安否が分かっていない。また木曽町役場によると、全員が御嶽山に行ったかどうかは不明だが、19人の家族らが連絡が取れないと届け出ている。
2日の捜索も、雨のため午前中に中止された。4日以降、活動が再開されれば、これまでも捜索した登山道周辺を改めて重点的に調べるほか、登山道から外れた場所も確認する。
御嶽山周辺の雨は3日未明も降り続いた。長野地方気象台によると、同県王滝村周辺の雨は日中も続き、昼前から夕方にかけて雨脚が強まり、局地的な雷の発生も予想される。