<淀川花火大会>台船、台風で流される…9000発は無事
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風11号の影響で中止になった「第26回なにわ淀川花火大会」の運営委員会は11日、打ち上げ花火などを乗せた台船(長さ20~35メートル)が下流に流されたと発表した。計21隻が流され、いずれもJR東海道線や国道の橋の橋脚に引っかかっていた。ほぼ回収を終え、約9000発の花火は流失せず無事だったという。
運営委によると、10日午後8時半ごろ、上流から流れてきた流木などによって、台船を川底などに固定していたワイヤやロープがちぎれて流された。台船には作業員4人がいたが、プレジャーボートで脱出して無事だった。10隻には花火が積まれていたが、電気式の着火装置の回線が遮断されており、引火の恐れはなかったという。
9日夜に予定されていた花火大会は、同日午前に中止を決定。当初は台船を撤去する予定だったが、川が増水し作業が危険だったため、係留に切り替えた。